| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百九十五話 GOD BASTERその五

「楽な戦いじゃないね」
「それはもうわかっていたわよね」
「うん、承知しているよ」  
 隣で戦うエミリアに応えた。
「僕もね」
「それならね」
「こうした時こそ力を合わせてね」
「戦いましょう」
「それがいいでござるよ、それがし達は遊撃を仕掛けるでござる」
 火車丸が言ってきた。
「パック殿とエミリア殿は魔法で遠距離攻撃を頼むでござる」
「僕達は左右から攻めるからね」
 月白は武器を構えつつ話した。
「君達はそうしてくれるかな」
「なら私達は正面ね」
「そうですね」
 あかりは千草の言葉に頷いた。
「そこから攻めましょう」
「そうしましょう」
「そうしようね、皆で戦うと苦労も軽くなるからね」
 パックは宙に浮かびつつ話した。
「皆で戦おう」
「現場のことは任せたい」
 要は指揮をする場所からパック達に話した。
「それでいいか」
「うん、任せてね」
 パックも応えた。
「要の期待に添うよ」
「宜しく頼む、何かあれば」
 その時はとだ、要は話した。
「また援軍を送らせてもらう」
「そうしてくれるんだね」
「まだ送れる人はいるからな」
 だからだというのだ。
「そうさせてもらう」
「そうならない様にするね」
「他の場所のことを考えてか」
「うん、皆大変だからね」
 今の戦いはというのだ。
「だからね」
「ならその様にな」
「戦わせてもらうね」
 パックは要とのやり取りを終えると再び氷の刃を放った、そして他の面々も攻撃を行った。そうしてだった。
 戦士達は戦っていった、だが。
 怪人達の数は減らない、それでだった。
 出久は休息に入った時にこんなことを言った。
「まだまだだね」
「はじまったばかりだよな」
「そうだよね」
 共に休むアスタに話した。
「戦いは」
「ああ、これからだよな」
 アスタはその出久に笑って応えた。
「だから今はな」
「食べてね」
「寝てな」
「体力を回復させよう」
「そうしないとな」
「すぐに寝よう」 
 砕城雷も言ってきた。
「そして体力を回復させてだ」
「その後で、ですね」
「また戦場に出ることだ」
「そうですね」
「じゃあ早く食おうぜ」
 アスタは目の前の焼き肉を見て話した。
「皆でな、そしてな」
「食べてだね」
「寝ような」
「そうだね、食べよう」
「美味そうだしな」
「そうだね」
「実際に美味い」
 砕城は食べて言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧