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私はいじわる 小悪魔が住みついた

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7-⑷

 なんとか、学校にたどり着いたけれど、昂君も迎えに来てくれて、一緒だったから。その日は、眼が重いし、ずーと、座ったきりだった。香菜ちゃんなんかも、心配してきてくれたけど・・。

 その日の練習は、先生にも言われていたから、見ているだけだった。

「真珠のお母さん、怖いなぁ サッカーボールが顔に当ったって、あんなになんないでしょ 危険なんだから ちゃんと、教えてくださいってな 叱られた」

「ごめんね 先生 ウチがドンくさいから・・」

「いや それは、良いんだよ 大会が終わったら、もっと しごく からな 覚悟しとけよ」

「そんなー ウチの他にも いてるやん」

「ここだけの話やけどな 最近 お前等・・ぅん 君達なら 本当に全国に行けるんやないかと思って来た 男子は、見込みない」

「なんや 先生 これから、予選やのに 弱気やんか」

「まぁ 実力的に見ても 無理や 僕の指導力不足もあるけどな 穣も今度で卒業やしな 僕は、本当は、野球 素人みたいなもんなんや」

「先生! なに ゆうてんのん 大学で野球やってたんちゃうの?」

「1年間だけな 怪我して 後は、スコアラー これ 皆には、黙っとけよ 真珠にだけ」

「ウチ そんなん 言われてもなぁー」

「勉強してるでー 本で しゃぁーないやろ 他に顧問とか監督する先生居てへんかってんから」

 そして、試合の日。「3年生は、これが最後の試合になるぞ 気合入れていくぞ」と、先生は言って居たけど・・7回裏の攻撃 2対1で負けていた。1アウトで鈴花ちゃんがピンチヒッターで送られて・・鈴花ちゃんは、バンドして、一塁に出塁したのだ。

 次の恭一先輩の時、一塁線に強烈なライナーが・・・捕られて、そのまま、飛び出していた鈴花ちゃんはタッチされて、ゲームセットになった。あっけなかった。

 試合が終わって、最後集まった時、鈴花ちゃんは、泣きべそだった。そんな彼女を見たのは、私初めてだった。

「3年生は、今日で最後だけど、今まで、後輩を引っ張ってきたことは、誇りに思え 悔やむことは無いと思う 残ったものは、今日の口惜しさをバネにもっと練習しようぞ」と、先生は言って居たけど、鈴花が泣き続けていて

「すみません ウチ 戻れなくって‥」

「あれは、しょうがないよ 誰でも戻れないよ 僕が、点入れられたんだから 僕の 責任だよ 気にするな! 鈴花は監督の指示どおり、ちゃんと、応えたんだから、責任はたしているよ」と、穣先輩がかばってくれた。

 そのあと、私は、鈴花ちゃんを慰めるつもりで、背中を抱いていたら、ポツンと鈴花ちゃんが

「真珠 負けるんって 悔しいよね ウチ 負けるんって嫌や ウチ等頑張ろうね」って


 
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