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探偵ストレイドッグス

作者:スズ
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第4話

「・・・・なるほど、目的な不明な組織か」

「えぇ、目的も人数もボスも何一つわかっていない団体でな。噂によると国際的な犯罪者集団で海外にも拠点があるんだとか」

まあもともと公安の管轄ではあるんだがな

本社に戻り次第、この依頼が何なのか改めて聞く。救出した人は医務室直行で治療中だ。

「今も公安管轄ではあるんだが、おそらくこういった組織には異能力者もいる可能性があるということで異能特務課にも一応情報が下りてくることになったんだ。で救出した人が組織の重要人物だったわけだ。」


「なるほど、であの方たちが誰かわかっているのかい?」

「彼らは、組織の科学者だ。といってもどこまで組み込んでいるのかはわからないがな」

とその時、


「目を覚ましたよ!!」


医務室に行くと包帯やガーゼをつけており、若干衰弱しているが話が聞ける状態だということがわかる。


「まず、助けてくださってありがとうございました。」

「あぁ、どんな人たちだろうと命が救えてよかった。あそこの施設について教えてもらえますか」

「はい、私の名前は宮野厚司、こちらは妻のエリーナです。」

それから、情報交換をするが元々薬の研究をしていたがそれがどういうものに使われるかわからないということ、そしてそれはまだ研究途中で出来上がっているわけではないということが分かった。

(まぁ100%碌なことに使われないよね。)
(あぁ、薬というのは使い方を間違えれば毒にもなるものだ)

ここには医者もいるため、話を聞くうちにどんどん険しい表情になっていく

「薄々気づいてはいたんです。これをこのまま研究を続けていけば大変なことになると、それで研究を続けたくないと言ったら・・・・」

「あのような状況になったと」

「聞いてる感じ碌な組織ではないな」
「まぁ、あんな派手な放火をする組織がまともなわけないでしょ」

「そんな組織に最初知らなかったとはいえ所属していた私たちも同罪です。いかなる処罰も受け入れます。」

沈痛な面持ちの宮野夫妻

「でも、どうします?派手な放火ですし死んだと細工はしたので問題ないとは思いますが生きてると気づかれると厄介では」

「そうだな、とはいえないとは思うが警察で拘束していたとしても万が一組織に侵入されることもなくはない。」

すまないが頼めるか?

種田はDMOの面々を見て真剣な表情でいう

「まぁ、そうなりますよね。」
「ここなら安全でしょ。」
「これから、セキュリティとかは組むことになりますが、どこの施設よりも入り組んだ建物ですからまずたどり着けません。」

「い、いいのか?」

「乗りかかった船です。」

「職業柄犯罪組織は見過ごせませんしね」

「あ、ありがとう」

それから、ここの企業がどういったところなのかある程度説明して医務室を後にした。


「さて、これからどうするか。」

「外から探っても中々情報は出てこない・・・・となるとやはり」
「中から・・・・ですか?」
「あぁ、だが中途半端にはだめだ。かなり用心深そうだからな疑われたら最悪即殺害もありあるぞ」


数人がいい人材がいないが考え込む。そして太宰はハッとなった。いたのだうってつけの人物が。

「一人いますね。そういうのに向いてそうな人物が」
「もしや彼か?」
「はい。アメリカで出会った彼ですね。見た目の年齢は今だと自分より1歳年上ですから12歳のはずですが彼では世界は違えど‟前”を持っています。」
「見た目は子供中身は大人というやつだね」
「確か、そのままギルドに身を寄せていたはずです。」
「彼の‟前”の特性上潜入にはピッタリです。」
もちろん本人の了承はしっかりと取らなくてはならないですが

「そうだな、なら即連絡を頼む」

了解です。

____________________________________

‟彼”六道骸と連絡を取り、本人からも了承を受けた。前ほどではないが研究所に嫌悪感を示す骸はこの件についても二つ返事でOKだとのこと。ギルドのメンバーの協力のもと自分を組織がスカウトするように罠を張る準備を始めた。


宮野夫妻をかくまうため、また情報セキュリティー関係上の様々なトラップを仕掛け、更に複雑な構造にするための試行錯誤を行う。これに一番興味を示したのが翼だ。彼は自分の通信教育の傍ら自らなれない漢字などを調べながら技術を習得していく。更にアーカイブもあるためどんどん強化されていった。それだけではなくDMOの仕事依頼フォームの改善。依頼料の金額設定システムの構築も作り始め、更に後払い130億のため株の勉強を始めた。どんどんITや経済の知識が増え続ける。これでまだ9歳である。末恐ろしい。

それの間に長野で知り合った2人との情報共有を行う。警察だからか真剣な表情で話を聞いていた。もちろんすべてを話すことはできないができるだけ多い情報を共有した。
彼らには普段は何もしないで通常業務を行ってほしいとの通達を出し、またここで話したことは他言無用との通達を出した


一応宮野夫妻を紹介し、ここまででひと段落が付いた。


以上が直近のダイジェストである。
 
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