| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千八百二十三話  カラフルケーキは

第千八百二十三話  カラフルケーキは
 スウェーデンはアメリカに言いました。
「あのケーキではないだか」
「今回はケーキはないぞ」
 アメリカもこのことは大丈夫と答えます。
「僕のケーキは評判が悪いがな」
「あれは抵抗があっだ」
 スウェーデンは真剣なお顔で返しました。
「色が不自然だ」
「合成着色料を使っているぞ」
「そんで身体大丈夫か」
「僕も国民の皆も平気だぞ」
「おめもアメリカ人も凄いだ」 
 よくタフだと言われる人達にしてもです。
「そんでも俺は無理だ」
「繊細なのかい?君は」
「そういう問題でねっだ、ただケーキではないだか」
「そうだぞ」
 アメリカはまた答えました。
「僕のスイーツも色々あるからな」
「ならええだが」
 スウェーデンはほっとしました。
 アメリカ名物と言っていいまでになっているあのケーキは出ません、不自然なまでにカラフルなそれは。


第千八百二十三話   完


                   2022・3・11
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧