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ハッピークローバー

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第十二話 合コンのはじまりその十五

「有り得ないというか」
「絶対に起こって欲しくないわね」
「そもそもその怪獣って操ってる連中も洒落になってないでしょ」
「異次元人ね」
「あれ最悪だから」
 富美子は暗く沈んだ顔で述べた。
「あのシリーズでも最悪クラスの敵でしょ」
「気持ち悪いわよね」
「だから超獣の方がやばいし。兎に角有り得ないって言いたいのね」
「うん」 
 かな恵もそうだと答えた。
「つまりは」
「そうよね、兎に角実のお母さんとは」
「義理もないでしょ」
「明男君もね」
「ええ、じゃあ」
「そうね、じゃあ明男君がかな恵ともね」
 それもというのだ。
「絶対にないわよ」
「安心していいのね、本当に」
「私も思うわ、有り得ないってね」
 その様にというのだ。
「何があっても」
「じゃあ他のジャンルの作品使ってたのね」
「ええ、それがどんなジャンルか知らないけれど」
 富美子もそこまではわからないというのだ。
「絶対によ」
「姉とかお母さんはないのね」
「ええ、それはね」
「まあ漫画雑誌の作品全部読むとかそうそうないかもね」
 留奈はこう言った。
「やっぱり」
「そうよね、私格闘漫画読まないし」
「かな恵はそうよね」
「あと残酷な漫画も」
「私だって読まない作品あるわよ」
 留奈にしてもというのだ。
「変態ギャグとか苦手だから」
「そうなの」
「子供雑誌にある様な」
 そうしたというのだ。
「そうしたね」
「変態ギャグはなの」
「無理なの」
「抵抗あるのよ」
 どうしてもという返事だった。
「私もね」
「そうなのね」
「それと同じでしょ」
「そうした漫画も」
「自分の好みのシチュエーションとね」
「そうでないのもあるのね」
「ええ、だから別に明男君の持ってる雑誌の中にそうしたお話があっても」
 それでもというのだ。
「別にね」
「私とそうしたことしたいとか」
「違うから、それでどう考えてもね」
「明男にそうした趣味はないのね」
「ないわよ」
 確信を以ての言葉だった。
「だからかな恵も安心してね」
「それじゃあね」
「ええ、しかしかな恵相変わらず大きいわね」 
 留奈はあらためてかな恵の胸を見て言った。
「成海っちもいいわね」
「私の胸が大きいから?」
「大きな胸には夢が詰まってるっていうからね」
 それでというのだ。
「成海っちもね」
「いいの」
「そう思うわ。というか成海っちもいつも見てるでしょ」
「見てるけれど」
 それでもとだ、かな恵は留奈に答えた。 
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