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仮面ライダーセイバー 信じた方へ

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第一章

                仮面ライダーセイバー  信じた方へ
 神山飛羽真は執筆に勤しんでいた、そして原稿を書き終えてから仕事部屋にいる芽衣に対して言った。
「脱稿したよ」
「早いわね」
 芽衣はその神山のその言葉を椅子に座ってお菓子と紅茶を楽しむのを中断させたうえで明るい声をあげた。
「じゃあ早速編集部に持って行くわね」
「うん、ただね」
「ただ?」
「この前出て来た悪魔達のことだけれど」
 彼等のことを言うのだった。
「どんどんおかしなことになっていってるね」
「やっぱり剣士も悪魔と戦っているのね」
「ソフィアも放っておけないって言ってね」
 そう判断してというのだ。
「ロゴスもフェニックスと協力して」
「戦っているの」
「うん、ただね」
 それでもとだ、神山は芽衣に話した。
「ソフィアも言ってるし倫太郎も他の剣士達も」
「皆なのね」
「悪魔と戦うフェニックスはどうも何かあるってね」
「それね、私も思うわ」
 芽衣は神山から受け取った原稿を封に入れてちゃんと蓋をしてバッグに収めてから彼にあらためて言った。
「あの組織どうもね」
「何かあるね」
「組織自体になくても」 
 それでもというのだ。
「誰が怪しい人がね」
「中にいるね」
「その可能性高いわ」
「だからなのね」
「皆今は協力しているけれど」
「完全に信頼はしていないのね」
「ユーリはお風呂屋の彼は信頼出来ると言っているよ」
 そのライダーはというのだ。
「彼に憑いている悪魔もね」
「信頼出来るのね」
「うん、ただね」
「フェニックスとはなのね」
「協力していても完全に信頼しないで」
「距離は置いてなのね」
「一緒にやっていくことになってるよ」
 こう話すのだった。
「本当にあの組織も何かあるよ」
「むしろ何もない方が驚きね」
「マスターロゴスのこともあるし」
 自分達のことも話した。
「組織に何かある、あと怪しい人がいる」
「そのこともね」
「警戒しているよ、今は彼等のことも悪魔のことも何もわかっていないしね」
 それだけにというのだ。
「賢人もね」
「怪しいって言って」
「そうしているよ」
「距離を置いているのね」
「今はね」
 脱稿した後でこの話をした、そしてだった。
 その話の後でだった、神山は自分の部屋の模型のチェックをしてかつ子供達が遊びに来るのを待とうとしたが。
 今日は来る約束がないことを思い出してまた壁の時計が停まっていることに気付いて決めた。
「時計を修理に行くか」
「何処に行くの?」
 芽衣が時計を見て言う神山に顔を向けた。
「一体」
「いや、時計が停まってるからさ」
「電池切れじゃないかしら」
「電池換えたけれど」
 今そうした、しかしだった。 
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