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新ヘタリア学園

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第千六百四十三話  打たなくなってきた

第千六百四十三話  打たなくなってきた
 後半戦がはじまりました、ですが。
 これまでのチームの快進撃の柱であったルーキーの人がここにきてでした。
「おい、何かな」
「急に打たん様になりました」
「弱点研究されてるだろ」
 イギリスは観てすぐにわかりました。
「これは」
「間違いないですわ」
「あまりにも凄いとな」
 そしてチームの柱になるとです。
「やっぱり相手も研究するぞ」
「それですわ」
「だからだな」
「急に打てん様になりました」
「これは本当にまずいぞ」
 イギリスは心の中の天秤が例年の方に傾いたことを実感しました。
「あの人が打たなくなったらな」
「打線に迫力がなくなります」
「実際に打線湿ってきたな」
「打線が打たへんと」
「投手陣が頑張ってもだからな」
 負けてしまいます、イギリスは阪神の毎年の展開である後半打線が打たなくなって投手陣が踏ん張っても負ける展開を思い出しました。


第千六百四十三話   完


                   2021・12・11
 
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