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ハッピークローバー

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第五話 合コンのことその八

「自然によ」
「嫌われるわね」
「しかも目立ちたがりで思いやりもなくて」
「反省もしないわよね」
「ああした人はね」
「今お話している人よりも嫌われて」
「どうしようもないわ、あんな人は最後は」
 母は7娘に飲みつつ話した。
「酷いものよ」
「そうなるのね」
「周りに誰もいなくなるから」
 あまりにも嫌われてというのだ。
「それでよ」
「嫌われて」
「そうして何があってもね」
「誰も助けてくれないの」
「嫌いな人を助ける人なんてそうそういないわ」
 そうだというのだ。
「底意地も悪いみたいだしね」
「というか滅茶苦茶底意地悪くない?」
 かな恵は母にこう返した。
「あの人って」
「かな恵はそう思うのね」
「みたいじゃなくて」
 それこそというのだ。
「振る舞い見たら」
「断定しなかったけれど、お母さん」
「私は間違いないと思うわ」
「そうなのね、まあそうかもね」
 母は娘の言うことを否定しなかった。
「お母さんも断定しなかったけれど」
「お母さんもあの人底意地悪いと思ってるのね」
「やっぱりね」
「あれは相当どころじゃなく性格が悪いな」 
 父も難しい顔で言った。
「お父さんは実際に知り合った人であそこまで性格の悪い人はいない」
「いないの」
「あそこまではな」
 こう娘に言うのだった。
「お父さんも底意地が悪いと思う」
「だから余計に嫌われるのね」
「あんな人間と付き合ってもな」
 例えそうしてもというのだ。
「いいことはないな、もうあそこまでいくとな」
「だから余計になのね」
「付き合うとな」
 そうすると、というのだ。
「最悪責任転嫁もされる」
「そうなのね」
「自分がしたことをな」
「だから余計になのね」
「関わるとな」
 そうすればというのだ。
「自分がな」
「迷惑するの」
「そして悪事がばれても訴えられないと平気だ」
 ああしたタイプの輩はというのだ、世の中悪事はばれなければいいと考える輩もいるがもっと言えばばれても訴えられないと平気な輩もいるのだ。
「そんな人もいるんだ」
「ばれても訴えられないとなの」
「平気なんだ」
「それって悪いことしても」
「平気でな」
「それで人にどう思われてもなのね」
「やっぱり平気でだ」
 そうしてというのだ。
「素知らぬ顔で他の人をな」
「言い続けるのね」
「ああなったらおしまいだ」
 まさにという言葉だった。
「本当にな」
「だからかな恵もね」 
 母がまた娘に言った。 
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