| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

麗しのヴァンパイア

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百四話

                   第四百四話  水風呂大好き
 梨花は水風呂に入る中で笑顔で言った。
「熱くなる位あったまって」
「そうしてよね」
 美奈子が応えた。
「水風呂でね」
「思いきり冷やすのがね」
「いいのよね」
「こうしたら」
 実際にというのだ。
「頭すっきりしてね」
「身体も冷えるから」
「次のお風呂にも入られるのよね」
「そうよね」
「だからね」
 梨花は華奈子に話した。
「ここはね」
「とことん身体を冷やしましょう」
「それがいいわね」
「もうあれよ」
 華奈子は笑顔でこうも言った。
「身体が震える位ね」
「ここは冷やすのね」
「それからね」
「次のお風呂ね」
「大きな浴槽がよくない?」
 次に入る場所はというのだ。
「そこがね」
「いいわね、じゃあそこであったまって」
「また水風呂に入って」
「そしてね」
 それでというのだ。
「他のお風呂に入る」
「そうしていってね」
「お風呂楽しみましょう」
「じっくりとね」
「水風呂がないと」
 どうなるかとだ、梨花は話した。
「こんなにね」
「色々お風呂入られないわね」
「あったまりきったら」
「もうそれで終わりだから」
「一旦身体を冷やさないと」
 水風呂でというのだ。
「やっぱりね」
「駄目よね」
「そう思うと水風呂っていいわね」
「水風呂もお風呂に必要ね」
「本当にね」
 こう話しながらだった。
 七人で今は水風呂に入っていた、サウナで熱されていた身体は急激に冷やされて次の風呂に入られる様になっていっていた。


第四百四話   完


                   2021・9・19 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧