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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十話 魔王様、勝利!その一

                第四百八十話  魔王様、勝利!
 決戦の日になった、霧雨は時計の時間を見つつ不敵に笑った。
「いよいよだな」
「そうだな」
 九内は冷静に応えた。
「その時が迫っている」
「そうだな、それじゃあな」
「今から陣を敷く」
 戦いの時のそれにというのだ。
「そうしてだ」
「敵が来たらだな」
「戦う」
 一言で答えた。
「そうする」
「そうだよな」
「もう食料や飲料、医療品は用意した」 
 その全てをというのだ。
「ここにいる全員が戦い抜けるだけのものはな」
「そうなんだな」
「そうだ、そして足りなくともだ」
 そうした事態に陥ってもというのだ。
「すぐに届く」
「そうなる様にもしたな」
「だからだ」
「よし、思う存分戦うぞ」
 短いワイルドな金髪に黒いマントの元気のいい顔の青年が出て来た。
「このヴェルドラもな」
「今回がデビューですね」
 今度は黒髪の静かだが威圧感に満ちた漆黒の目の男だった。
「我々も」
「こいつはディアブロっていうんだ」
 リムルが説明した。
「宜しくな」
「はじめまして」
 ディアブロも挨拶をした。
「以後お願いいます」
「こちらこそな」
 バニルが応えた。
「貴殿とは仲良くやれそうだ」
「私もそう思います」
「同じ魔族としてな」
「僕もです」
 一色も出て来た。
「ディアブロさんとは」
「そうですね、貴方とは」
「はい、ですから」
「これから共に戦っていきましょう」
「貴殿とは馬が合いそうだ」
「そうですね」
 クロコダインとシューベルトはヴェルドラに笑顔で声をかけた。
「絆を感じますので」
「魂でな」
「ではです」
「力を合わせていきましょう」
「また頼もしい仲間が加わったのう」
 目玉の親父は笑顔で述べた。
「有り難いことじゃ」
「そうですね」 
 鬼太郎も微笑んで父に応えた。
「まさに百人力です」
「そうじゃのう」
「それはいいけれどな」
 ここでねずみ男がこう言った。
「そろそろな」
「時間じゃな」
「ああ、もう用意は出来てるしな」
 ねずみ男は目玉の親父にきっとした顔になって応えた。
「だからな」
「それでじゃな」
「怪人の奴等が出て来たらな」
 ゴルゴムの彼等がというのだ。
「すぐにはじまるな」
「そうじゃのう」
「鬼太郎、準備はいいよな」
「何時でもいけるよ」
 鬼太郎は確かな声で答えた。 
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