新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第千五百五十一話 猫も来ない
第千五百五十一話 猫も来ない
ギリシアはラトビアにこうも言いました。
「困った ことも ある」
「それは何ですか?」
「猫も 来ない」
こうもなっているというのです。
「俺 猫 好きなのに」
「ロシアさんですからね」
ラトビアはそれがどうしてかすぐにわかりました。
「だからですね」
「そう それが残念」
本当に残念そうなギリシアです。
「猫と 神殿」
「その組み合わせもいいですよね」
「母さんの 時は いなかった けれど」
神話の頃はそうでした。
「エジプトの ところにだけ いた」
「そうでしたね」
「けれど 絵になる」
「それはそうですね」
「だから 残念」
「逃げるのは吸血鬼だけじゃないですね」
見れば犬も近寄っていません、生きものが見ても怖いのがロシアなのでプロマイドでもそうなるのです。
第千五百五十一話 完
2021・10・26
ページ上へ戻る