新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第千五百四十七話 神殿の中で
第千五百四十七話 神殿の中で
ギリシアは自分のところに来たラトビアにロシアの等身大プロマイドを見せてそのうえで言いました。
「ここに 置いた」
「神殿に置いたんですね」
「そうしして みた」
「そうですか」
見ればパルテノン神殿の前にあります。
「何か妙に絵になりますね」
「正直 俺も 困った」
その置き場所にというのです。
「けれど 考えて」
「そうしましたか」
「そう」
こうラトビアにお話します。
「何か 絵にも なるし」
「これはいいですね」
「ただ俺は ロシア と仲悪くない」
実は宗教のこともあってそうです。
「嫌い じゃない」
「だからこのプロマイドもですか」
「結構 好き」
こうラトビアにお話します、ギリシアはロシアの等身大プロマイドをそうして置いて飾っていくのでした。
第千五百四十七話 完
2021・10・24
ページ上へ戻る