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新ヘタリア学園

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第千五百四十三話  お互いらしい

第千五百四十三話  お互いらしい
 ドイツはイギリスにロシアの等身大プロマイドについて尋ねました。
「そちらはどうしている」
「ああ、オークションに出してるぞ」
 イギリスは真顔で答えました。
「ジョークも兼ねてな」
「お前らしいな」
「ああ、それでお前はどうしたんだ」
「俺は博物館に置いた」
 ドイツも自分のことを言います。
「学術的にいいかと思ってな」
「そうしたんだな」
「そうだ、芸術がよかったかも知れないが」
「美術館だったらフランスと被るしな」
「博物館にした」 
 そうした事情もあってというのです。
「そこに置いた」
「プロイセンも納得したか」
「ああ、俺と話をして決めたんだよ」
 そのプロイセンも出てきました。
「そうしたんだよ」
「お前等もらしいことしたな」
 イギリスはここまで聞いて思いました、二国共自分達らしい方法でロシアの等身大プロマイドに対しています。


第千五百四十三話   完


                    2021・10・22
 
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