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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十七話 魔王の仲間達その五

「一人で何体も倒せる様になるよ」
「あの連中をか」
「それも一撃でね」
 こう九内に話した。
「そうなるよ」
「そうなのか」
(マジか)
 九内はまた心の中で言った。
(そこまで強くなれるのかよ)
「そこまで強くなれるのか」
「だからね」
 海東はさらに話した。
「皆で訓練をしていこう」
「ゴルゴムが出て来るまではか」
「そうしていこう」
「そうすべきか」
「そしてだ」
 門矢も言ってきた。
「先に話した通りにファイルがある」
「ゴルゴムの怪人達のことを書いたか」
「そうだ、それを出すからな」
「読めというのだな」
「それを読むとだ」
 門矢は九内に話した。
「怪人のことがわかってだ」
「より有利に戦えるな」
「そうなる、だからだ」
「訓練と共にだな」
「読んでもらう」
 そのファイルをというのだ。
「それでいいな」
「そうさせてもらう」
「ではな」
 門矢は九内に応えてだ、そうしてだった。
 すぐにゴルゴムの全怪人達のことを隅から隅まで長所や弱点まで書いたファイルを人数分出した。そして。
 九内達に渡してから言った。
「読め」
「これがそのファイルか」
 九内はそのファイルを手に取って行った。
「ゴルゴムの怪人達のことが載っている」
「そうだ、それを読むとな」
 それならとだ、門矢は九内に応えた。
「全てわかる」
「弱点もだな」
「そうだ、だからだ」
 それでというのだ。
「隅から隅まで読んでな」
「弱点も把握してだな」
「その弱点を衝くことだ」
「そうさせてもらう、しかし」
 九内はすぐにそのファイルを開いた、そのうえで怪人達のデータに目を通した、そうしてこう言った。
「こんなところに弱点があるのか」
「驚いたわね」
 ルナもそのファイルを読んで言った。
「あの怪人はここが弱点だったの」
「その弱点を衝くとな」
 それならとだ、門矢はルナがどの怪人のページを読んでいるのか直感で察してそのうえで答えた。
「その怪人は一撃で倒せる」
「私達の実力なら」
「確実にな、あんた達の強さもな」
 門矢はルナを見て言った。
「見てわかるからな」
「そうなの」
「大体な。あんた達も強い」
「その私達がなのよ」
 ルナは門矢に顔を曇らせて応えた。
「苦戦しているのよ」
「それは相手を知らなかったからだ」
「だからなの」
「敵を知り己を知ればだ」
 そうすればとだ、門矢はさらに話した。 
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