| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千五百二十五話  オーストリアさんに倣ってみると

第千五百二十五話  オーストリアさんに倣ってみると
 ハンガリーやチェコ、スロバキアといったかつてオーストリアさんと一緒にいた国々もオーストリアさんに倣ってです。
 ロシアの等身大プロマイドを歌劇場に飾ってみました、すると。
「違和感ないわね」
「そうですわね」
「滅茶苦茶自然だね」 
 ハンガリーもチェコもスロバキアも思いました。
「こうして飾ってみたら」
「ロシアオペラもよく上演しますし」
「それなら違和感ないわね」
 三国で言います、そしてです。
 チェコはスロバキアにこう言いました。
「それで貴方今度ボリス=ゴドゥノフ上演しますわね」
「そうだよ」
 ムソルングスキーの代表作です。
「あの作品をね」
「ロシアオペラの大作ですわね」
「それを上演するけれどね」
「ではあのプロマイドもですわね」
「違和感ないね」
「ですわね、ではですわね」 
 このまま飾っていいとです、チェコも頷きました。怖いプロマイドも彼の国の歌劇が上演される場所なら問題ないみたいです。


第千五百二十五話   完


                   2021・10・13
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧