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イベリス

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第二十四話 二人での楽しみその二

「咲ちゃんもね」
「聴くべきね」
「男性アイドルもいいけれど」 
 この頃はというのだ。
「女性アイドルもなのよ」
「中森明菜さんね」
「他の人もよかったわよ」
 中森明菜だけでなくというのだ。
「女性アイドルは」
「あの頃だったら」 
 咲はその年代のことから考えて言った。
「松田聖子さんも」
「その人と中森明菜さんは別格ね」
「やっぱりそうね」
「松田聖子さんもね」
「今でも凄い人だし」
「あの人の曲もね」
 それもというのだ。
「凄いから」
「だからなのね」
「そう、だからね」
 それでというのだ。
「聴いてみたらいいわ」
「それじゃあね」
「そうするわね」
「ええ、それとね」
「それと?」
「おニャン子クラブもよ」
 このグループもというのだ。
「モーニング娘。やAKBのはしりだけれど」
「大勢のアイドルグループね」
「女の子のね。そちらもね」
「いいの」
「やっぱり一時代を築いただけあって」
「凄いものがあるのね」
「だから聴いてみてね」
 このグループの曲もというのだ。
「いいわね」
「そうしてみるわね」
 咲は愛のそのアドバイスにも頷いた。
「これから」
「そうしてね」
「あの年代も色々いい曲があるのね」
「そうよ、平成もいいけれど」
「昭和の終わりも」
「いいの、ただ私演歌は」 
 このジャンルの歌はというと。
「男の人よりは」
「女の人なの」
「どうも歌いにくいから」 
 だからだというのだ。
「それでね」
「歌わないの」
「歌うのだったら」 
 演歌はというのだ。
「女性のものよ」
「というかお姉ちゃん演歌歌うの」
「そう、歌うの」
 実際にというのだ。
「私はね」
「それも凄いわ」
「そう?」
「私演歌歌えないから」
 だからだというのだ。
「歌えるなんてね」
「凄いのね」
「私はそう思うわ」
「アニメでも演歌出るでしょ」
「そう?」
「咲ちゃんも歌えない?特撮でも出るし」 
 演歌はというのだ。
「だからね」
「歌えるのね、私も」
「そう思うわ、だからね」 
 それでというのだ。 
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