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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第三百三十四話 初詣その六

「そのうえでね」
「美味しい思いをして」
「温まりもしましょう」
「ぞれじゃあね」
 僕も頷いた、そしてだった。
 まずはたこ焼きのお店に入った、そこで香織さんはたこ焼きを食べて言った。
「これがないとね」
「屋台はだね」
「はじまらないわよね」
「関西だとそうだよね」
 お店の外でそのたこ焼きを食べつつ応えた。
「もう屋台の第一はね」
「たこ焼きよね」
「これがないとね」 
 確かにだ。
「何かね」
「屋台って感じしないわね」
「こうした時は絶対にね」
 お祭りで出店が一杯出る時はだ。
「関西だとね」
「たこ焼きのお店あるわね」
「絶対にね」
 何といってもだ。
「大阪なんか普通に何処でもあるし」
「大阪は有名よね」
「普通のお店のたこ焼き屋さんもあるし」 
 それにだ。
「屋台のもね」
「あちこちにあるわね」
「名物だから」
「それだけに」
「うん、お好み焼きと焼きそばと串カツと」
 それにだ。
「たこ焼きはね」
「大阪名物ね」
「だからあちこちにお店があって関西でもね」
 大阪があるこの地域自体もだ。
「もうこうしたお祭りがあれば」
「たこ焼き屋さんは絶対にあるわね」
「そうだよ、だから最初はね」
「たこ焼きね」
「これ食べよう」
 はふはふ言いながらそのたこ焼きを食べつつ言った。
「そうしよう」
「それじゃあね」
「それとね」
 僕はさらに言った。
「たこ焼きを食べたら」
「その後ね」
「焼きそばかお好み焼き食べて」
「どちらも大阪名物よね」
「フランクフルトもどうかな」
 香織さんにこちらも進めた。
「こっちも」
「いいわね」
 香織さんも笑顔で応えてくれた。
「あれも食べて」
「それでお好み焼きもね」
「とうもろこしもよくない?」
 香織さんはこちらも言ってきた。
「どう?」
「ああ、とうもろこしも」
「私北海道生まれだから」
「北海道はとうもころしも名物だから」
「それでね」
 そのうえでというのだ。
「どうかしら」
「いいね」
 僕はまた笑顔で応えた。
「それじゃあね」
「ええ、後でね」
「とうもろこしもね、ただ食べ過ぎるね」
 笑ってこうも言った。 
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