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黒猫鉄火面(鳩山・民主党と小泉やパヨ左翼への地獄案内)/真面目な話は「猫眼石」参照

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黒猫鉄火面2(の続き)
  (再掲載)黒猫さん、雷雨に部屋で

黒猫さん、雷雨に部屋で

 ある雷雨の晩だった。
 警察病院の精神科病棟の一室で、子供くらいの大きさの影が座り込み、怨嗟と殺意に満ちたしゃがれ声で呟いた。

「ハトヤマ……」

 それは大きな黒猫だった。
 顔には口だけ出した鉄仮面をかぶっている。
 遠い雷鳴をリフレインするように喉をゴロゴロと鳴らしている。
 黒猫鉄火面と恐れられる妖怪なのだ。
 そのすぐ横で、長い耳を傾け垂らした黒い影。

「クきゅーン?(コイツ、大丈夫か?)」

 黒いレトリバーが小首をかしげて、友猫の様子と横顔を窺っている(彼は一応は地獄の使者「ヘル急便」で、まさしくブラックドック)。肉球の前脚でチョイと叩いても、黒猫の想念が還ってくる気配がない。
 モフっと背後からとびついてみる。
 ピカッと稲妻が閃き、屋内にまで刹那の光が差す。
 犬は少しビクッと窓の外を見た。
 けれども黒猫は邪悪な笑みを浮かべているだけ。

「ふー」

 レトリバーは「しょーがねーなー」と鼻息して「つまらん」とばかり、ゴロリと横になる。腹を見せて図々しく仰向けでくつろぎ出す。
 やがて黒猫が思い出したように黒犬の顔を見た。
 レトリバーがニヤッと笑うと、猫の前脚がその腹を撫でた。

「イヌハラ……」

 犬の腹。ドッグハラスメント。
 どちらが加害者でどちらが被害者なのか。
 ヘル急便は「なんのこっちゃ」と不思議そう。パタと尾を振り動かして、愉快げに腹筋で転がり起き上がるのだった。その背中に転がり乗って、猫はソファのようにくつろぎ出す。

 そのころ地獄では、荒野ではりつけされた鳩山・民主党や小泉や共産党員たちが、酸性雨で焼け熔けているところだった。 
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