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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその一

                第四百七十四話  【大海】海での訓練と遊び
 朝早くから砂浜に出た、そして。
 準備体操を行った、その後で白のスクール水着姿の長門は言った。
「ではまずは遠泳だ」
「訓練からだね」
「そうだ、三十二キロだ」
 それだけ泳ぐとだ、長門は五代に答えた。
「それが今日の訓練だ」
「あの、確か」 
 仄が右手を挙げて言ってきた。
「海上自衛隊で十六キロだったね」
「そちらの世界の軍事組織だったな」
「うん、そこではね」
「遠泳は十六キロか」
「それで僕達はだね」
「三十二キロだ」
 つまり倍だというのだ。
「それだけだ」
「凄いね」
「いや、皆出来る」
 長門の返事は確信しているものだった。
「これまでの訓練もそれだけの激しさだった」
「そう言われるとそうだな」
 メリオダスもその通りだと頷いた。
「言われてみれば」
「そうだな」
「ああ、それもかなりの速さでだな」
「皆泳げるな」
「魚みたいにな」
「それ位泳げないとでござる」
 ハム助も言ってきた。
「正直怪人と水中で戦えないでござるよ」
「奴等の中には水棲のものも多い」
 青のビキニのせいらは冷静な声で述べた、ビキニはチューブタイプだ。
「それに水中での戦いもあるしな」
「そうでござるからな」
「それだけの距離を数時間で泳げる位にはな」
「それがし達はなっているでござる」
「だからこそだ」
 長門はまた言った。
「今回はそうしてもらう」
「わかったよ、ただ泳ぐのはだね」
 今度は雪輝が言ってきた。
「僕達戦闘要員で」
「サポート要員は船の上でだ」
 そこでというのだ。
「非常時の救急をしてもらう」
「溺れた時とかに」
「泳げる者でも溺れる時がある」
 長門は言い切った。
「だからな」
「そうしてもらうんだね」
「サポートの諸君にはな」
「それじゃあね」
「ただ。サポート要員も水着なのね」
 インデックスは白のビキニだ、ただし頭には白いものを被り続けている。
「そうなのね」
「海だからな」
 長門はインデックスにも答えた。
「それは当然のことだ」
「そういうことね」
「あと鮫が出てもよね」
 ルイズはピンクのワンピースの水着姿で言った。
「やっつければいいわね」
「大丈夫だな」
「今更鮫位よ」
 最早何でもない、ルイズの顔にはこう書いてあった。
「怪人と戦うことと比べたら」
「そうだな」
「出るのもわかっているし」
「実はこの島の周りの海は鮫が多い」
 伊勢は下は赤のビキニだが上は白のさらしだった。
「それも色々な種類の鮫がいる」
「人食い鮫ばかりね」
「そうだ」
 ルイズに一言で答えた。 
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