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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ

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4-⑸

 月曜日の夜9時頃、美鈴に連絡を取ってみた。

「今日は、28人。お昼が16人で、夜が12人なのよ。難しいわね。これじゃぁ」

「そうか でも、最悪の状況ではないと思えよ 徐々にだよ」

「うん これから、晋さんが相談に乗ってくれるっていうから、いろいろ、考えてみるね」と、美鈴は、元気だった。

「店長 差し出がましいんですがね お昼の定食 もう少し、安いもの出したら、どうかと」と、晋さんが切り出した。

「値段下げるの?」

「うーん どういうのかな この店って、サラリーマンが、気楽には入りづらいんですよね それに、定食って言っても、1000円こえてくるんですよ。一番、安いものでも800円。お子様用もありますけどね。普段の定食なら600円ぐらいが食べやすいかなって。例えば、平日は日替わり定食で、もっと、安いものをメニューに加えたら、どうかなと思いますが」

「晋さん ありがとう 考えてくれて うちは、席数が多くないし、客数が増えても、不便かけるし、客単価がさがると、粗利的にどうなのかしら 忙しくなるばっかりではね しっかり、見極めたいの」

「でも、今は、新しい店だから、行ってみようかという客もいますが、段々と減ってきますよ」

「うん かもね 夜はもう少し、増やしたいわね 子供さん向けに、もう少し、デザート考える あと、晋さんの言うように 平日の日替わり、来週からやるわ ただし、700円にする そのかわり。味とボリュームで勝負したい 晋さん、お願い」

「了解だ 任せとけって」

「あとね もう一つ ローストビーフとか網焼きを使って、600円のお弁当 予約制で売りたい 開始やの会議とかの後にだすやつ だから、毎日、売れなくていいの うちの宣伝になるから」

「そうかそれも良いかもな わかったよ」

「晋さん 頼りにしている でも、お休み無くて、ごめんね 来月からは、週1日休みにするから」

「いいんだよ 僕は、独り者だから、休みでもすることないし それにな、店長が一生懸命だから、きっと、店もうまくいくよ それを見ているのって楽しみなんだ」

「そういうのって あんまり、いい感じしないわ」

「あぁ すみません ただ、店長があまりにも重たそうなんで 協力しますから、何でも言ってください」 


 


 
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