| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百七十一話 【戦友】それぞれの世界の戦士達その十

「仕掛けられるなら仕掛けるといい」
「そうしたら相手の戦力をかなり奪えるからですね」
「そう。見えなくすることによって」
 そはらにも答えた。
「グロンギにはあまり意味がないけれど」
「そういえば怪人達って見えていなくても滅茶苦茶に暴れますね」  
 秋名はシルヴィアの言葉にそれはと頷いた。
「だからですね」
「連中は見えていてもいなくても暴れるだけだから」
「目潰しよりもですか」
「そのまま倒した方がいい」
 その方がというのだ。
「小細工なしに」
「そういうことですね」
「確かにあいつ等は見えていなくても暴れるわ」
 シャナも述べた。
「見えていなかったら攻撃の正確さはかなり落ちるにしても」
「それはそれで流れ弾になって危ないし」
 悠二はシャナに応えた。
「気をつけないとね」
「ええ」
 シャナは悠二の言葉に頷いて答えた。
「そのことは」
「そして結局目が見えなくても」
「怪人達の危険度は変わらないよ」
「普段から暴れているだけで」
「目が見えなくなっても同じだからね」
「それに決戦の時は数で来るから」
「一部がそうなっても」
 目が見えなくなってもというのだ。
「殆どね」
「変わらないよ」
「そうね」
「効果的な攻撃とそうでない攻撃だ」
 ジェノスは冷静に述べた。
「それを考えて使用していくことだな」
「それでは私の爆裂魔法は」
 めぐみんはジェノスにきっとした顔で問うた。
「どちらでしょうか」
「極めて効果的だ、事実決戦でかなり使えている」
「それは何よりです」
「しかし一回使うと回復の薬を飲まないといけない」
 ジェノスはドヤ顔の笑顔になっためぐみんに即座にこうも言った。
「これは不効率だ」
「一撃一撃を強化しています」
「しかし出来るだけ多く使えた方がいい」
 魔力を回復させることなくというのだ。
「やはりな」
「一撃一撃が大きいことはいいが」
 テレジアも言ってきた。
「めぐみんはそこが問題だな」
「めぐちゃん、魔力増やそうよ」
 ゆんゆんも言ってきた。
「ずっと言ってるのね」
「私は威力を上げられればいいのです」 
 めぐみんは人の話を利かなかった、それも全く。
「だからこれからもです」
「魔力増やさないの?」
「はい」
 断言であった、表情もそうだった。
「これからも」
「こうした娘だからな」
 テレジアも困った顔で述べた。
「どうしたものか」
「だからお前は人の話を聞け」
 和真もめぐみんに言った。
「そもそも爆裂魔法以外の魔法も覚えろ」
「そういえば他の魔法を覚えたら」
「その分攻撃の幅も拡がる」
 源ももと楓も思った。
「だからいいな」
「炎とか氷とか雷の魔法も使えたら」
「普通そうして強くなっていくんだけれど」 
 ラインハルトもそのことについて思った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧