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麗しのヴァンパイア

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第三百七十四話

                 第三百七十四話  冷水シャワーから
 葵は湯舟の中から赤音に言った、見れば赤音はシャワーの温度を上げて手でその温度を確認している。
「そそっかしんだから」
「まさかずっとお水なんて」
「最初からなのよ」
 葵は笑って話した。
「冷たいシャワーだったのよ」
「それで冷やしてなの」
「そう、思いきり身体を冷やして」
 その様にしてというのだ。
「二日酔いをね」
「醒ましたのね」
「そうだったの、それで今ね」
「お湯に入ってるのね」
「こっちは熱くしてるから」 
 お湯の方はというのだ。
「もうね」
「あったまって」
「すぐに思いきりね」
 そうしてというのだ。
「またね」
「身体冷やすの」
「それを繰り返してね」
「二日酔い解消ね」
「そうしてるから」
 だからだというのだ。
「まずは最初はね」
「冷たいシャワーだったの」
「そう、思いきり冷やしたのよ」
「まさかずっとなんて」 
 赤音は手に当たるシャワーが完全にお湯になったところで頭からシャワーを浴びた、そうしてまずは髪の毛を洗いつつ言った。
「これはね」
「思わなかったでしょ」
「ええ、けれどそれでなのね」
「二日酔いが醒めるから」
「いいのね」
「兎に角今はね」
 葵は身体が徐々に熱くなっていくのを感じながら話した。
「こうしてね」
「二日酔いをどうするか」
「それが大事なのよ」
「それが第一なのね、お姉ちゃんは」
「そうなの、死にそうだったから」
「今も?」
「結構以上にね、急激に抜けていってるけれど」
 それでもというのだ。
「だからよ」
「そうしたのね」
「そう、まずは冷たいシャワー浴びたの」 
 こう言いつつ赤音と話した、赤音はシャンプーの後はリンスに入っていた。洗うのは結構な速さであった。


第三百七十四話   完


                 2021・6・3 
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