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鳥と犬の友情の姿

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第三章

 ベギーとモーリーの次はだった。
 今度はタスマニア島に行った、そこでは」
 白地に茶色の模様がある雄犬がカササギと一緒にいた、彼等は庭の中でとても楽しそうに遊んでいた。
 その彼等の飼い主である口髭を生やした中年男性エドワード=ワーナーが話した。
「どっちも雄で犬はウイスキー、カササギはスクウァークといいます」
「そうですか」
「スクウォークはたまたまうちの庭で怪我をしていて」
「その時にですか」
「保護をしたんですが」
「そこで、ですか」
「一回野生に帰そうとしましたが」
 それでもというのだ。
「家に親しんで」
「こうしてですね」
「いつも一緒にいる様になりました」
「ワンワン」
「クア」 
 彼等は今も楽しそうに遊んでいる、飼い主はその彼等を見つつ話した。
「ああして遊んだり寝たり」
「そうしていますか」
「それで楽しく過ごしています」
「そうですか」
「はい、それでこの子達でよかったら」
「写真にですね」
「撮って下さい」
「わかりました」
 ターリャはこの場でも頷いてだった。
 そうしてここでもいい写真を撮れた、その他にもだった。
 ターリャはオーストラリアで多くの写真を撮った、そのうえでドイツに戻って両親からインゴとボルディを引き取ってだった。
 また彼等を撮った、そうしつつ友人に話した。
「生きもの達が一緒にいることだけでもいいけれど」
「犬と鳥だと」
「最高よ」
 こう言うのだった。
「私にとってね」
「そうなのね」
「だからいい写真も撮れるわ」
 そうだというのだ。
「本当にね」
「そうなのね」
「ええ、だからね」
 それでというのだ。
「これからもね」
「撮っていくわね」
「そうしていくわ」
 犬と鳥写真をというのだ、こう言ってだった。
 写真を撮ってツイッターに投稿した、どの写真も好評だったがそれ以上に彼女自身が一緒にいる彼等を見て幸せな気持ちになっていた。


鳥と犬の成長の姿   完


                2021・7・24 
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