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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十六話 【邂逅】海の乙女達その二

「間違いなくな」
「俺達人間、仮面ライダーに仕掛けています」
「剣士という名前のライダー達に」
「俺達は彼等とは接触していない」
「ええ、ですが」
「同じだ、スサノオは色々動かしてだ」
「剣士の子達に仕掛けて」
「そして人間を見ている」 
 その様にしているというのだ。
「今回もな」
「間違いないですね、ただ俺達から言っても」
 剣士達にとだ、五代は一条にカレーを食べつつ話した、一条もカレーを食べていて二人並んでそうしている。
「彼等はまだわからないですね」
「わかるのは今の戦いが終わってからだ」
 それからだというのだ。
「ですから」
「それで、ですね」
「今はだ」
 まさにというのだ。
「仕方ない」
「だから俺達も他のライダーも会わないで」
「俺達は俺達で戦っている」
「そういうことですね」
「なら俺達はな」
「俺達の戦いをしていくことですね」
「そういうことだ」
 一条の言葉は冷静なものだった、そして。
 二人でカレーを食べていった、二人共カレーを食べ終えると。
 そこに五代みのりが来て五代達に言ってきた。
「やっぱりここにいたのね」
「みのり、まさか」
「あっ、今の戦いのことじゃないから」
 みのりは兄にそれはと否定して答えた。
「安心して」
「それじゃあ」
「ええ、他の世界からの娘が来たわ」
「そっちなんだね」
「その娘にさっきお店の近くで会ったの」
 そうなったというのだ。
「それでね」
「その娘をだね」
「連れて来たけれど」
「俺達に会いたい、会わせたいだね」
「いい?」
「お願いするよ」
 五代はこう答えた、すると。
 緑の長い髪の毛に猫耳を生やしセーラー服を思わせる白い服を着た緑の髪の少女が店に入って挨拶をしてきた。
「明石だにゃ~~~」
「明石?旧海軍の軍艦かな」
「そうだな」
 五代も一条も少女が名乗ったその名前を聞いて言った。
「確かな」
「そうでしたね」
「軍艦ではなかったな」
「補給艦でしたね、確かね」
「あれっ、明石のこと知ってるんだにゃ」
「もう一人来ているの」
 みのりがこう言うとだった。
 薄紫の長い髪の毛におっとしとした顔立ち、そして白い服にぬいぐるみの様な白いユニコーンを抱いた少女が入って来た、その少女も名乗った。
「はじめまして、ユニコーンです」
「今度はイギリス軍の空母ですね」
「そうだったな」 
 また五代と一条がすぐに言った。
「海軍の船が続くが」
「この娘達は艦艇の化身ですか」
「えっ、わかったにゃ!?」
「初対面で、ですか!?」
 これには明石もユニコーンも驚いて応えた。
「私達が軍艦だって」
「よくわかったにゃ」
「いや、何となくだけれどね」
 五代は二人の少女に笑って答えた。 
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