| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千二百九十四話  逆にいない国の方が

第千二百九十四話  逆にいない国の方が
 インドネシアは日本に尋ねました。
「日本には虎は豹はいないな」
「島国ということもありまして」
「いや、俺も島国だが」
「入って来なかったのです」
 その虎や豹がです。
「韓国さんの方にはおられましたが」
「今は絶滅しているか」
「残念ですが」
 チョウセントラはそうなったみたいです、豹も。
「その様です」
「そして日本の方はか」
「虎も豹も入る前に」
 その前にです。
「島になったので」
「今の人間が出る前だな」
「はい、ですから」
 それでというのです。
「私には虎や豹はいません」
「東アジア、東南アジア、南アジアで唯一か」
「おそらくは」
 日本の生態系はこのことも独特です、虎や豹といった猛獣が存在せずそちらの危険は少ない国なのです。


第千二百九十四話   完


                  2021・6・19 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧