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オズのジンジャー将軍

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第六幕その十二

「チクタクや木挽きの馬、ガラスの猫もエリカも一緒で」
「冒険に出てるのね」
「そうしているわ、腹ペコタイガーはジャックそれにファイター大尉とカエルマンのところに行ったし」
「皆も色々出ているわね」
「そうしているわ」
「皆旅を楽しんでいるのね」 
 ドロシーはビリーナのお話に笑顔になりました。
「それは何よりよ」
「そうでしょ」
「ええ、ただね」
「ただ?」
「貴女とこうして会うのは暫く振りね」
「そういえばそうね」
「都ではよく会うけれど」 
 それでもというのです。
「こうしてね」
「旅で一緒になったし」
「だからね」 
 それでというのです。
「これからね」
「この農園で楽しくやっていくことね」
「そうしていきましょう」
「わかったわ」
 笑顔で頷いてでした、ビリーナはお米を食べました。そしてです。
 そのうえで、です。皆でお昼を食べました、その後で農園に出て働きましたがオズマの動きはといいますと。
 誰よりも元気で的確です、それでカルロス達五人も言いました。
「うわ、凄いですね」
「オズマ姫動きが速いですね」
「慣れてますね」
「生き生きとしていて」
「それで活発ですね」
「身体を動かすのは好きでね」 
 それでとです、オズマは五人に笑顔で答えました。
「冒険に出た時はこうしたこともよくやるから」
「だからですか」
「それでなんですね」
「それだけ動きがいいんですね」
「活発で」
「それで的確なんですね」
「そうよ、じゃあ皆でやっていきましょう」
 笑顔でこう言ってでした。
 皆で楽しくお仕事をしちえます、そして。
 ビリーナも草をその嘴で毟って言いました。
「私は私でね」
「お仕事してくれるのね」
「ええ、草毟りをするから」
 ドロシーに答えました。
「皆でね」
「やっていきましょう」
「そうしましょう」
 こうしたことを言ってでした、オズマとビリーナが加わった一行は将軍のお家でのお仕事を続けるのでした。 
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