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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十三話 強くなった少女達その十

「それは確かに大変ね」
「けれど負けていないよ」
 常盤の叔父は微笑んで答えた。
「僕達はね」
「戦えていますね」
「うん、だから最後までね」
「戦っていけばいいですね」
「戦いは必ず終わるから」
 それ故にというのだ。
「だからね」
「私達は最後まで、ですね」
「立っていやお空にいて」
 そしてというのだ。
「戦ってくれるかな」
「わかりました」
 ニッカは常盤の叔父に確かな声で答えた。
「そうさせてもらいます」
「それじゃあね」
「これからも戦っていきます」
「常盤さんの言う通りだよ」
 ウールはニッカにカレーを差し出しながら話した、カレーそしてご飯からは湯気が出ていて如何にも温かそうだ。
「終わらない戦いはないよ」
「だからですね」
「そう、ショッカーともね」 
 是非にというのだ。
「戦っていこうね」
「それじゃあ」
「そして」
 ウールはさらに言った。
「それにはね」
「食べることもなのね」
「大事だよね」
 ニッカに微笑んでこうも言った。
「そうだよね」
「うん、それじゃあ」
「今からね」
「いただくわ」
「そうしてね」
「はい、それでなんですけれど」
 ニッカは笑ってウールに提案した。
「これが終わったら」
「戦いが?」
「サウナ入りませんか?」
 ウールだけでなくライダー達に笑顔で提案した。
「そうしませんか?」
「それ言わない方がいいわよ」 
 ウールの返事は真顔のものだった。
「これが終わったらとか」
「そうなんですか?」
「そう言ったら何かあるから」
 だからだというのだ。
「終わってからね」
「言う方がいいんですか」
「そもそも貴女いつも何かあるわよね」
「はい、ものをよく壊します」
「私もだけれどな」
 同じ国のエイラも言ってきた。
「よくものを壊すぞ」
「直枝さんとヴァルトルートさんもで」
「あと芳佳もだな」
 彼女もというのだ。
「結構だな」
「それでブレイクウィッチーズよね」
「あっ、だから」
 ニッカはウールの言いたいことを察してはっとなった、そのうえでウールに対してその顔で言った。
「私にもですか」
「そう、壊すことはいいけれど」
 それは別にいいと言うのだった。
 だがそれでもとだ、ウールはさらに言った。 
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