| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百六十三話 強くなった少女達その八

「これからもだ」
「強くなるんだね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「文字通り無限にだ」
「強くなれるんだね」
「そしてスサノオにもだ」
 神にもというのだ。
「勝つ、いいな」
「うん、十や二十じゃなくて」
「無限だ、いいな」
「そうなるよ、ショッカーにも」
「勝つぞ」
「そうしていくよ」
「そうだね、僕達が強くなったのは訓練をしてね」
 ヴァルトルートも戦いつつ応えた。
「怪人達のことも知ったから」
「そういうことだ」
 まさにとだ、ゲイツは答えた。
「これだけ戦える、そしてだ」
「これからもだね」
「さらに強くなる、人間だからだ」
「わかったよ、じゃあね」
「そうして戦うな」
「そうしていくよ」 
 ヴァルトルートも応えてだった。
 ライダー達と共に戦い続けた、戦いは続くが。
 その戦いを見てウールは言った。
「やっぱり聞いていた通りだね」
「ええ、倒してもね」
 オーラも見つつ言った。
「次から次にね」
「怪人が出て来るね」
「完全に数で攻めて来るわね」
「そうだね」
「これがスサノオなのね」
「スサノオの戦い方だね」
「嫌なやり方よ」
 はっきりと言い切った。
「本当にね」
「うん、けれどね」
 ウールはそのオーラに言った。
「その数に勝たないと」
「そうなのよね」
「僕達は駄目だよ」
「負けるわね」
「敵が数で来るなら」
「私達は別の力で戦わないとね」
「それが何かっていうと」
 ウールは自分の頭を指差して話した。
「これだね」
「頭ね」
「これを使って」
 そうしてというのだ。
「戦っていくことだよ」
「そうなるのよね」
「そう、だからね」
「私達もね」
「今陣形組んで戦っているし」
 空からそうしていてというのだ。
「敵のそれぞれの弱点も衝いてるし」
「そして疲れたり傷を受けたらね」
「ここで休んだり手当しているね」
「そうして戦っているわね」
「そう、敵は確かに数は凄いけれど」
 このことは事実だというのだ、ウーリはショッカーの大群を目にしてこのことを嫌でも認識していた。
「けれどね」
「それでもね」
「連中暴れるだけで」
「どう考えても知能ないわね」
「ただ一体一体そうしているだけだよ」
 暴れているだけだというのだ。
「知能も何もなくてね」
「それでよね」
「そう、そして」
 そのうえでというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧