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絢と僕の留メ具の掛け違い・・そして 結末

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3-⑷

 高校に進んでからも、お互い学校行事など忙しくなり、月に一度会っているかどうかという感じだつた。
  
 夏休みの7月の末に図書館で待ち合わせをした。その時に、僕は海洋に興味があり、南の方だが地方の国立大学に進もうと思っていると絢に打ち明けた。絢はそのまま今の学校の大学に進むつもりだったらしく

「ふぅーん じゃぁ ウチとはもっと会えなくなるんちゃうのー」

 絢が機嫌悪い時はわかる。机に向かって何かを懸命に書き始める。

「絢も一緒に受けようよー」と言ったが

「そんなこと、親に許してもらえるわけないやん。ウチは行かれへんよー」

 そのまま、その日は一言も話しをしないまま別れた。

 その後、夏休みの間も会わなくなっていた。絢と僕をつないでいた留メ具が外れかかっていた。 
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