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ダンジョン・バトルロワイヤル~超頭脳による世界救済最善ルート~

作者:txksr
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第一部
エピソード1
  第16話 【経験値すみ分け化計画】 そんなわけねえだろ!

6時間後。

ついに2階層が完成した。

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【魔王ハルキ支配領域】

DP:180/180
支配数:1
支配面積:6km*2
人口:0人
タイプ:ダンジョン
階層:2
設置設備:小部屋×36
     岩×68
     入口×1
     宝箱×10
     休憩所×3
     階段×1
設置兵器:木の矢×5
     毒矢×2
     転がる岩×1
     落とし穴×2
     毒沼×1
     アラーム×1
特殊制限:人数12人
特殊効果:なし

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2階層は序盤から鉄製武器を装備したゴブリンの群れを投入。
宝箱には2回に1回の割合で黒鉄シリーズを入れ、
中盤には鉄シリーズフル装備のコボルトとオークの群れを配置した。
なお、その先に進めば1階層と同じくハルキが全滅させる予定である。

2階層にはレベル5~15程度のそこそこ戦いなれている人類が来る予定なので、
死の恐怖から安易に撤退することは少なくなると思われる。
つまり、誰も死なさずに配下に追い返させるのが難しくなるのだ。
そして、ハルキはレベル上げのために1階層より2階層に来る人類を倒したい。

なので1階層の生存率を80%程度まで上げる代わりに、
2階層の生存率を60%程度にすることにした。

レベル1~10程度を想定した1階層を残しているのは、
人類は「全体の生存率」を考えるからだ。
1階層の生存率が8割で2階層が6割だろうと逆だろうと、
人類は「この支配領域の生存率は7割ぐらい」と考える。
だからできるだけ生存率を上げつつ高レベルの人類を倒すには、
1階層があった方が得なのだ。

しかしさすがに1階層の生存率を100%にしてしまうと
ばれてしまいそうなので80%で止めておいた。
なお、こちらをハルキが全滅させるときは
わざと配下を倒させてレベル上げをすることも忘れない。

因みに、【真核】は2階層の最奥に移せるようなので移しておいた。

(そろそろ『あの問題』が発生しそうだと思っていたところで
『階段の場所が選べる2層目』なんて、渡りに船もいいところだな。
黒幕は確実にこの使い方を想定して作っているだろう。)

****

掲示板のとあるスレッドでは、新たな情報に勢いが増していた。

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7 名無しの冒険者 ID:kuhinwot
金沢の稼ぎ場で階段が発見されたらしいな。

8 名無しの冒険者 ID:ukureruk
>7 m j k 。 誰か攻略したのか?

9 名無しの冒険者 ID:kuhinwot
それがいきなり出現したらしいぞw入口付近にwww

10 名無しの冒険者 ID:ukureruk
は? 入口付近?
ウソ乙w

11 名無しの冒険者 ID:kuhinwot
マジだってw

12 名無しの冒険者 ID:anouseih
誰か登ったのか?

13 名無しの冒険者 ID:kuhinwot
登りじゃなくて、下りらしい。

14 名無しの冒険者 ID:azerozya
その情報俺も知ってるわ。
ちな、下の方が黒鉄の剣とかが出やすい代わりに魔物が強いらしい。
黒鉄の剣より強い装備も出るとか。

15 名無しの冒険者 ID:naindayo
>14 ソースは?

16 名無しの冒険者 ID:azerozya
知り合いの冒険者。

17 名無しの冒険者 ID:tekotoha
知り合いの冒険者www
証拠画像希望。

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―――スレッドはいい感じに荒れていた。
なお、7、9、11、13、14、16はハルキの書き込みである。

(1人だと信じなくても、2人が同じ情報を持っていれば信じるよね。
あと『らしい』とかつけておくと本人が詳細を知らなくても言い逃れできるし。

いやー、1人2役ができるなら情報操作は簡単だな。 …特にデマを流す方は。
デマを嘘だと信じさせる方は結構大変なんだけどね。)

因みに「黒鉄シリーズが出やすい」ことと「魔物が強い」ことは本当だが、
「黒鉄の剣より強い装備が出る」のは嘘である。

ハルキは【錬成】がCランクになったため
黒鉄シリーズより上のシルバーシリーズを作れるが、
それは他の支配領域の宝箱でも黒鉄シリーズが出るようになってから入れる。
なお、黒鉄の剣と同じく最初はSNSが好きそうな「パリピ」に上げる予定である。

そして、今回のポイントはーーー階段の位置であった。

(普通ゲームとかだと次の階層に行くための階段はその階層の最奥にあるけど、
それだと高レベルの人類に弱い配下が無駄に殺されることになり、
消費CPが増えてしまう。
そして彼らからしても、雑魚モンスターは経験値が少ないことは
知っているだろうからもっと強い魔物と戦いたいはずだ。

もし強い魔物が多くいい装備も手に入りやすい階層があったらどうするか…
当然、実力者はそっちに行きたいだろう。
なら階段を入口付近に設置してすみ分けを明確化すれば、
僕も人類も両方得をする。

いまだ僕の支配領域以外で階段が見つかったっていう話は聞かないけど、
これはレベル2になったのが僕が最初だからじゃなくて
単に階段が見つかってないだけだろう。

レベル2になるには、レベル4以上の人類を自分で20人倒すだけでいい。
僕は長期的に経験値⦅またの名を人類⦆に来てほしいから生存率を上げているが、
生存率0%にすれば2、3日でレベル2になっただろう。

…とはいえ、レベルはだんだん上がりにくくなるしそういう魔王はいずれ負ける。
それよりも後々厄介になるのは、生存率が高く人気がある支配領域の魔王だ。)

その後も巧みな情報操作(自作自演による書き込み)が功を奏し、
レベル5を超えた人類もハルキの支配領域に侵入するようになった。
 
 

 
後書き
※「」…ハルキ(主人公)、『』…txksr(作者)

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「ねえ、ID言葉遊び途中で終わってるんだけど?」

『…そ、そうだね。』

「この後さ、全然掲示板出てこないよね?」

『…う、うん。』

「なんで途中で終わるやつにしたの?
次掲示板が出てくる頃にはもうみんな忘れてるよ?」

『…だ、だってさぁ、
その時思いついたのがこれだったからしょうがないじゃん。』

「じゃあもうここで続き言っちゃえば?」

『そ、それはダメだよ!』

「というかあそこまで書けばもうみんなわかってるでしょ。」

『そ、そうかなぁ?』

「じゃあ次書かれたものに対する答えだけなら言っていい?」

『まあ、それくらいならいいと思うよ。』

「そんなわけねえだろ!」

『ヒィ!? き、君が言ったんじゃないか!』

「…いや、『そんなわけねえだろ』が答えなんだけど。」

『…あ、そういうことか。 なんだ、ビックリしたぁ。』

「…やっぱりこいつ偽物なんじゃ…」

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「面白かった」・「続きが気になる」という方は、
高評価とお気に入り登録をしてくれると嬉しいです。

また、エッセイも投稿しております。
こちらはひとカケラの面白さもないですが、
知っていればいつかあなたの役に立つことが書けたと思うので
よかったら読んでみてください。

「【健康大全】 エッセンスver.」と
「【何かを上達させたいときにまず最初に知っておくべきこと】」
の2つは特におすすめです。

…あと、作者は豆腐メンタルなので叩かないでください。

いや、ほんとマジで。
 
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