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ダンジョン・バトルロワイヤル~超頭脳による世界救済最善ルート~

作者:txksr
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第一部
エピソード0
  第4話 【黒幕登場②】 馬…鹿…馬鹿か! それは僕にバカって言ってるのか!

『説明しよう! 【世界救済プロジェクト】とは、
すべての人類を【ロウ】、【ニュートラル】、【カオス】に振り分けて
争っていただくプロジェクトなのです!
正確には、争うのは【ロウ】と【カオス】ね。
日和見主義のどうしようもない奴ら、
僕からのせっかくの提案を最初から無視した人類が【ニュートラル】だよ。』

(…つまり、【ロウ】と殺し合いをしろってことね。
せっかく一生遊んで暮らせると思っていたのに…
面倒だし殺したくないからやりたくないけど、拒否権はなさそうだし仕方ないか。
こいつの言葉を信じるならやらないと滅亡するし。

せめてどっちに所属するか選べればよかったのにな。
おそらく人数が少ないであろう【カオス】には、何かアドバンテージがあるのか?
『自由と混沌を望む』奴らにチームワークなんて期待できないし、
このままじゃ不利だぞ。

…というか、2つに分けるだけなら
『勇者と魔王どっちになりたい?』の1問だけでよかった気がする。
せっかく半日ぐらいかけて考え抜いて回答したのに。 時間返せよ。)

『大丈夫! ちゃんとタネは仕込んだよ!
キミたちは襲ってくる【ロウ】の人間をぶっ殺せばいいだけだよ!』

(なんで【ロウ】が襲ってくる前提なんだ?)

『ごめん、ごめん。 【カオス】同士は味方じゃないよ。
ここにいる【カオス】同士も争うよ。』

(…不利すぎるだろ。
それでも勝負になるってことは、そこまで【カオス】は強いのか?
でもそうすると【ロウ】は【カオス】同士の争いの漁夫の利を得るしかない。
そうなれば今度は【ロウ】が不利すぎるな。

…いや、【ロウ】が勇者、【カオス】が魔王、
【ニュートラル】が一般人だとするなら、
【カオス】は魔物か何かを使役できるかもしれない。
そうすればその魔物次第でバランスが保たれるか?)

『質問多いな…とりあえず、何から話そうかなぁ…そうだ!
まず、キミたちみたいに【カオス】の適性がある人は少数派なんだ。
このままだと一方的な展開になって、人類の進化は望めないの。
だから、
ハンデとしてキミたちには最初に【世界救済プロジェクト】の内容を説明したし、
【ロウ】の人間よりもほんの少し強力な能力を与えるよ。』

少女の話す話題が変化する。

(少数派っていうのは予想通りだが…
数が少なくて【カオス】同士も敵なのにハンデが内容の説明が少し早いのと
ほんの少し強力な能力っていうのは、やっぱり不利な気がする。

…ん? …あれ? ということは…むしろ逆か!
なら【カオス】の方が有利だ。 そうじゃないとおかしい。
それに『アレ』がいるとしたらこっちだし。
ふぅ、こっちが正解か。 よかった。 …が、同時に相当厄介にもなるな。
今のうちに対策を考えておかないと。
『アレ』が相手じゃ1つのミスが命取りになる。)

『(え、嘘ぉ!? この段階で気づいたの!?
どどど、どうしよう…
…いや、でもまあ気づかれちゃったものはしょうがないか。 まあいいや。)

…とりあえず、キミたちは自分の支配領域を強化! 防衛!
その後、眷属を使って他人の支配領域を奪えばいいの!』

(『支配領域』に『眷属』ね。
眷属がいるってことは、やっぱり魔物か何かを使役できるんだろう。
でも眷属を使わないと他人の支配領域を奪えないなら、
【カオス】本人は外に出られないのか?
それで、眷属だけは支配領域の外に出られるんだろうか。

…やっぱり魔王みたいだな。
魔王は自分では戦いに行かず魔王城で勇者を待ってて、
勇者は魔王城に行く途中で魔王の配下⦅眷属⦆と戦う、みたいな。)

その後も認識はできないが【カオス】の人間から少女に質問が相次いだようで、
【世界救済プロジェクト】の詳細が徐々に明らかになっていった。

****

結局、数時間にも及ぶ質疑応答が繰り返された。

因みに少女は名前を明かさなかったため、「黒幕」と呼ばれることになった。

そして把握できた【世界救済プロジェクト】の内容はーーー

————————————————————————————————————————————

1.この世界の人類は【ロウ】、【カオス】、【ニュートラル】
 の3つに分類される。

2.【ロウ】と【カオス】、または【カオス】同士で争い、
 それによって人類を進化させて救済する。

3.【カオス】は支配領域を所有し、【ロウ】は支配領域に攻め入ってくる。
 支配領域の最奥にある【真核】を【ロウ】に奪われると支配領域は解放され、
 【カオス】に奪われるとその支配領域は奪った【カオス】のものになる。

4.気兼ねなく戦うために、
 【カオス】はこの場所にくる以前の「人に関する記憶」を失い、
 【ロウ】と【ニュートラル】は「【カオス】に関する記憶」を失う。
 (【カオス】の人間は一般常識や考え方は覚えていられるが、
 『誰と何をした』などのように自分以外の人間がかかわることは忘れる。
 要は『【カオス】になったAさん』のことは『Aさん以外みんな忘れる』し、
 Aさんも『自分以外みんな忘れる』。)

5.【カオス】の割合は0.02%。
 現在の人口は50億人程度なので、【カオス】は100万人程度いることになる。

6.【ロウ】と【ニュートラル】は支配領域を解放しないと
 食糧不足等で滅亡するため、死に物狂いで襲い掛かってくる。

7.【ロウ】と【ニュートラル】が
 【世界救済プロジェクト】の詳細を知るのは1か月後。
 その期間まではすべての人類が他者の支配領域に入れない。

8.支配領域を増やすポイントは「眷属」。
 (眷属については説明してくれなかったためよくわからない。)

9.滅びた世界の理を導入。
 理解不能な単語ばかりだったため詳細はわからないが、
 簡単に言えば【ロウ】と【カオス】は魔法のような特殊能力が使え、
 相手を倒したら強くなる。
 また【カオス】のみ、配下が相手を倒しても成長する。

10.スマホに専用アプリを仕込み、いろいろとできるようにした。
 (実際に確認してみたからのお楽しみということらしい。)

11.現代兵器は【カオス】やその配下の他、建物にも全く影響を及ぼさない。

12.すべての支配領域が解放、
 もしくは1人の【カオス】がすべての土地を支配領域にしたとき、
 【世界救済プロジェクト】は終結する。

13.【世界救済プロジェクト】が終結した後、
 黒幕ができることならなんでも1つだけ願いを叶えてくれる。

————————————————————————————————————————————

だった。

(【カオス】が配下を作れるor持っているのは確定だ。
もしかすると【ロウ】とか【ニュートラル】とか他の【カオス】も
配下にできたりするかもな。)

3 (『【ロウ】対【カオス】』が勇者が魔王を倒すため魔王城に侵略していく
  『ド〇クエ』、
  『【カオス】対【カオス】』が大名たちが陣取りゲームをする
  『信〇の野望』に似ている。
  2種類のゲームが合体しているみたいだな。)

4 (記憶をなくすのは妥当だろう。
  そうしないと戦争どころじゃなくなるだろう。
  あ、ということは名字も忘れるのかな。
  名字がわかれば両親もわかっちゃうし。)

5 (【カオス】は100万人か。 むしろ思ったより多かったな。)

7 (突然AIが使えなくなる上に誰も入れない謎の空間ができるわけか。
  詳細を知るのが1か月後なら、それまでは相当混乱するだろうな。)

8 (少なくとも初めは【カオス】本人は自分の支配領域から出られない、
  最低でも他の支配領域には入れないのか。
  そうじゃないなら自分で他の支配領域に入って
  【真核】を奪えばいいんだから、眷属は関係ない。
  眷属ってただの配下じゃなくて『特別な配下』って感じがするし、
  おそらく普通の配下は外に出られないけど眷属は出られる、
  ってところだろう。)

9 (魔法はあるし、経験値的なものもあるし、
  多分ステータスもあるし…ファンタジー世界だな。)

12 (【カオス】は『支配領域じゃない場所』を
  支配領域にする方法があるみたいだな。)

13 (願いを聞いてくれるならほぼ気兼ねなく戦えるな。)

(あと、多分日本で最初に支配領域が解放されるのは『横浜』だろうな。
あいつらは僕と違って『いい奴』だし、選別されれば【ロウ】になる。
…ま、もしそうだとしてもその頃には
僕はもうあいつらのことは覚えてないんだけど。
人類相手に苦戦するとしたらあいつらぐらいかな。
世界に出る頃にはもう人類なんて敵じゃなくなってるだろうし。

…さてと、これ僕以外の人が勝っちゃったら僕も死ぬかもしれないし、
できるだけ早く世界統一して、さっさとこの世界を終わらせよう。
そしたら今度こそ…一生遊んで暮らすんだ!

とりあえずまずはスマホを見て、1か月以内に計画を立てるとしようか。)

そして、黒幕は最後の言葉を告げる。

『では、今からキミたちを進化させまーす! 拒否権はありませーん。
それじゃ、頑張って世界を救済してねー。 ふぁいおぅ!』

軽い口調の黒幕の声を最後にーーー治樹は意識を失った。
 
 

 
後書き
※「」…敷島治樹(主人公)、『』…txksr(作者)

————————————————————————————————————————————

「ようやく【世界救済プロジェクト】の説明がされたね。」

『はい、頑張りました!』

「いや、頑張ったのは原作の作者だろ。」

『ええ! ぼ、僕も頑張ったよ!』

「でも【世界救済プロジェクト】の設定考えたのは原作の作者でしょ。
txksrはオリ主作っただけ。」

『いやいやいやいや、オリ主作るの大変なんだよ!
そ、それに【世界救済プロジェクト】の内容も多少変えてるし!』

「そうか?」

『そうだよ! あと、オリ主って君のことだからね!
君作ったの僕だからね! …はぁ。 ハルキ君はもっと僕に感謝すべきだよ。』

「はいはい、感謝感謝。」

『適当すぎるでしょ!』

「どうどう。 …それより、僕って作るの大変?」

『だれが馬だ! 
…ハルキ君は無駄に色々思いつくからそれを考えるのが大変だよ。』

「そっか。 ちょっと『ケーンケーンパ』してみて。」

『? ケーンケーンパ…これでいい?』

「うん。 今で僕のtxksrへの印象を伝えることができたよ。」

『…?』

「『ケーンケーン』って一般的に鹿の鳴き声なんだ。
そして、さっき僕が『どうどう』って言ったときtxksrはなんて言った?」

『えっと、馬…鹿…馬鹿か! それは僕にバカって言ってるのか!』

「ようやくわかったか。 …何せ、3回も同じミスをしたからな。」

『ぐぬぬ…言い返せない…』

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「面白かった」・「続きが気になる」という方は、
高評価とお気に入り登録をしてくれると嬉しいです。

また、エッセイも投稿しております。
こちらはひとカケラの面白さもないですが、
知っていればいつかあなたの役に立つことが書けたと思うので
よかったら読んでみてください。

「【健康大全】 エッセンスver.」と
「【何かを上達させたいときにまず最初に知っておくべきこと】」
の2つは特におすすめです。

…あと、作者は豆腐メンタルなので叩かないでください。

いや、ほんとマジで。
 
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