| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千二百十二話  福岡からの絶叫

第千二百十二話  福岡からの絶叫
 長身で住凝りロン毛の青年福岡が絶叫しています。ちなみのこの県は元子役だったこともあります。
「先発抑えが長期離脱で助っ人もって今年うちどうなってるとよ!?」
「あれっ、絶叫してるのわてやないです」
「ああ、十月に絶叫しなかったらいいな」
 フランスが驚いている大阪に言いました。
「阪神今は凄いからな」
「いやあ、佐藤さんめっちゃ凄いですわ」
「そうだな、しかし福岡の方はな」
 その福岡を見つつ言います。
「ちょっと以上にな」
「洒落になってませんね」
「幾ら何でも酷過ぎだろ」
「エースの人にストッパーの人が離脱で」
「中継ぎの人が骨折してな」
「それで今度は助っ人の人が」
「毎年何かあるチームだけれどな」
 何故か主力の誰かが毎年みたいに長い間離脱します。
「今年酷過ぎるだろ」
「まさか魔物が福岡に」
「出張してねえよな」 
 フランスはかなり疑っています、兎に角今の福岡は大変です。野球だけでなく緊急事態まで出ましたし。


第千二百十二話   完


                2021・5・9
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧