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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十話 空での決戦その十二

 遂に最後の一体がビルドによって倒された、ビルドは自分が倒したスマッシュの爆発を立って見守った。
 そしてその爆発が終わった時に仲間達に問うた。
「動ける奴は七人位か」
「ああ、俺達とな」
 クローズが応えた、見れば戦場に残っているのは二人とグリス、ローグにマッドローグの五人ノライダー達に。
「私です」
「私もよ」
 イカロスとニンフだった。
「何とかだけれどね」
「立っています」
「そうか、七人もいるんだな」
「七人しかじゃないの」
「七人もだよ」
 ビルドはニンフに微笑んだ声で答えた。
「これだけいれば大丈夫だ」
「そうなのね」
「これからの戦いもな」
「これからの、ね」
 そう言われてだ、ニンフは顔を引き締めさせた。そして。
 自分のところに来た愛鳥に対してこう言った。
「まだ下がってて」
「チイ?」
「最後の一勝負があるから」
 首を傾げさせる愛鳥に話した。
「だからね」
「少しだけです」
 イカロスも鳥に言った。
「下がっていて下さい」
「後で思いきり遊べるから」
 ニンフは愛鳥に微笑んでこうも言った。
「だからね」
「チイ」
 鳥は納得したのかそはらのところに向かった、そうしてそこで落ち着いた。ここで智樹が両手を口に当てて言ってきた。
「おい、二人共いいな」
「はい、マスター」
 イカロスが応えた。
「この世界でのスサノオとの戦いはこれが最後ですね」
「ああ、だからな」
 それでというのだ。
「もう少し頑張ってくれよ」
「わかりました、それでは」
「帰って来たら西瓜切って出すからな」
「存分に戦ってきてくれ」
 英四郎も言ってきた。
「そうしてくれ」
「そうしてきます」
 イカロスもここで微笑んだ、そして。
 目の前にスサノオが出て来た、神は悠然と出て来てそのうえで戦士達に言ってきた。
「さて、これからはだ」
「ああ、お前自身がだな」
「君達と戦って楽しみたい」
 こうクローズに答えた。
「それでいいだろうか」
「ここまで来て断わるか、戦ってな」
 クローズはスサノオに強い声で答えた、彼を指差しつつ。
「お前を倒してやる」
「そうだな、でははじめよう」
「言われなくてもな、おい戦兎」 
 クローズは自分の隣にいるビルドにも言った。
「それでいいな」
「お前こうした時本当に勢いで決めるな」
「悪いのかよ」
「お前らしいさ、それじゃあな」
「今からな」
「俺達の切り札を出すぞ」
「その時だしな」 
 ビルドも応えた、二人はすぐにそれぞれの最強フォームになり。
 他のライダー達もそうなった、そしてイカロスとニンフも。
 出せる武器を全て出した、そのうえで神と対峙した。そうなるとビルドはすぐに仲間達に対して言った。
「この戦いは一気にいった方がいい」
「そうだな、正面から全員で攻めてだ」
 ローグが応えた。 
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