新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第千百八十七話 動きが速い
第千百八十七話 動きが速い
柴犬のお散歩を見てアメリカは目を瞠りました。
「動きが速いな」
「元狩猟犬ですし」
「それを考慮しても速いぞ」
「黒と白の子だと忍者に見えるある」
中国もその速さを見て言いました。
「これは恰好いいある」
「忍者ですか、そういえばです」
日本も言われて頷きました。
「そうした趣もありますね」
「小さいし隠れるのも上手みたいだね」
ロシアはこう思いました。
「それなら余計にだね」
「そうですね、あまり隠れない子ですが」
攻撃的なのですぐに出て来るみたいです。
「小さいですからね」
「それじゃあ余計に忍者だな」
「恰好いいあるな」
「まさに日本君の犬だね」
「そう言って頂けるとです」
日本だけではありませんでした。
柴犬も喜んでいます、尻尾をぱたぱたと横に振って舌を出して目がきらきらとしています。それがまた可愛いです。
第千百八十七話 完
2021・4・27
ページ上へ戻る