| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千百六十七話  嫌がらせにはそうするので

第千百六十七話  嫌がらせにはそうするので
 ロシアがここで言いました。
「僕は言えるけれどね」
「お前が言っても嫌がらせ受けるだろ」
「受けたらこれがあるからね」
 フランスに微笑んで応えて、でした。
 ロシアはバールの様なものを出してそうして言いました。
「何とでもなるよ」
「デモとかネットの抗議にもか」
「こうしたものでね」
「一撃で終わりか」
「もう何撃も加えて」
 そうしてというのです。
「それでだよ」
「黙らせるんだな」
「相手が何するか考えないでね」
 それでというのです。
「もう嫌がらせしようものなら」
「そこはお前ならではだな」
「けれど韓国君が僕に何かするまではね」
 まさにそれまではというのです。
「何もしないよ」
「早いうちにした方がいいと思うけれどな」
 フランスは真面目なお顔で返しました、ですがこの辺りはロシアです。自分に関わりがないと動きません。


第千百六十七話   完


                  2021・4・17
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧