新ヘタリア学園
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第千百六十話 車椅子のお話
第千百六十話 車椅子のお話
日本は最近巷で噂になっている車椅子のことを聞いて言いました。
「お話を聞けば聞く程です」
「いいお話ではないですね」
「とても嫌な気分になります」
「はい、計画的だったのでは」
妹さんはお兄さんにこう言いました。
「それで、です」
「ああした騒動を起こしたのですね」
「悪意を感じます、しかも」
「非常に傲慢でかつ意地の悪い類ですね」
悪意の中でもというのです。
「これは」
「全くです、嫌なことです」
「電気車椅子は重いです」
「百三十キロもありますから」
「それを運べということも」
「それに無人駅でしたし」
「何かもう色々と」
「嫌なものを感じますね」
「こうしたことはあってはなりません」
「するものではないですね」
こう思うのでした、日本兄妹は車椅子の人のお話を聞いてそれでとても嫌な気持ちになってしまいました。
第千百六十話 完
2021・4・13
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