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ライブジャスティスシリーズ

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オーダー・ザ・ヒーロー
  観束マジェスティ/次元の英雄たち

天宮市上空 戦艦フラクシナス

世界召喚から6日目、編成されたライブジャスティスのメンバーはある計画に出ていた。

それは、デウス・エクス・マキナの管理する技術研究所の制圧及びデータの強奪である。

深い森の中で、鳴り響く銃声の音が研究所を支配していた。

ズガガガガガ!!

宇宙人A「この先から一歩も通すな!!」
兵士ロボ「奴らめ、生きて帰れると思うなよ」

マシンガンとミサイルで応戦する敵に赤いウルトラマンがビーム兵器を放つ。

バッシュゥゥゥ!!

兵士ロボ「!!」

全身を破壊され、機能停止した兵士ロボの上空から何本もの刃が降り注ぐ。

宇宙人A「貴様らは……」

息を引き取る兵士を見つめ、その姿を血で染める二人。

セカンドチーム・リーダーのウルトラセブン・諸星弾と作戦司令官の風鳴翼。

セブン「先に進むぞ」
翼「メインポイントを把握する、少し時間を取る」

「キリュゥゥゥ!!」

翼「!!」

突如として宇宙人の亡骸から出現した蛇型エイリアンが二人を襲う、そして

テイルブルー「てりゃああああ!!」

青いアーマーの少女が槍を手に蛇型エイリアンを一刀両断し、エイリアンの頭を赤いアーマーの男が握り潰す。

テイルブルー「大丈夫!!」
翼「すまない、助かった」
バーナビー「予定通り、合流出来ましたね」

セカンドチームに属する第12部隊長、テイルブルー・津辺愛香、第34部隊長、バーナビー・ブルックス・ジュニアが合流し、メインポイントへと向かって行く。

研究所 右防衛サイド

クリス「食らいやがれええええええ!!!」
テイルイエロー「まとめて倒します!!」

ミサイルと稲妻のダブル攻撃で敵を一掃する火力部隊、第1部隊のテイルイエロー・神堂慧理那と雪音クリス。

薬莢を外し、リロードを行うクリスと周囲を見る、イエローの背後から赤い光が二人を狙う。

イエロー「これは!!」

ザバッ!!

スナイパー「うわあああ!!」

二人を狙うスナイパーが構えたライフルを切断する機動部隊、第2部隊のウルトラマンエース・北斗星司と折紙サイクロンのイワン・カレリン。

第1部隊を助けると、スナイパーを抱えて研究所の木の上から飛び降りる。

クリス「そいつは殺さなくていいのか?」
エース「そうしたいけど……」

スナイパーをゴーグルを外すと兵士の顔から血が滲んでいた。

サイクロン「拙者たちでも人殺しまでは許されない、この者は警察に引き渡すでござる」
イエロー「人間だったんですね、危ない所でした」

エースは通信機の表示を見て、呟く。

エース「セカンドチームはうまく忍び込めたみたいだ、僕たちはここの監視を強化する」

クリスはエースの腕を見つめ、彼に聞く。

クリス「その義手、そろそろ限界だろ?」
エース「気づかれちゃったか、実はさっき戦いでメタリウム光線使ったからね」
サイクロン「持ってどのくらいでござるか?」
エース「切断技なら後2回、メタリウム光線は恐らくもう使えないと思う」
イエロー「何かあれば、私がサポートします」
エース「ありがとう、でも問題ないよ」

一方フラクシナス上空では

二亜「本当に少年一人で特攻するのかい?」

フェザーを身に纏い、調整を受ける士道の身体から冷気のような煙が常時放出されていた。

士道「皆が頑張ってくれてるんだ、研究所のデータを手に入れたら誰も二度と立ち入れないようにする。その為にも今の俺はこの身体の霊力を高めているんだ」

すると士道の後ろから手にウサギのパペットを付けた幼い少女と大人びた少女。

四糸乃と誘宵美九の二人がやってくる。四糸乃のパペット、よしのんは士道の状態を見て察する。

よしのん「よしのんの天使の力で何をするの?」
美九「ダーリン、まさか……」

士道は二人に笑顔を向けて告げる。

士道「すぐに帰って来るよ」

士道はそう言って四糸乃の頭を撫でる。

士道「まだ時間があるから、その間に今日のおやつを決めようか?」
四糸乃「うん……」

顔を赤く染めて四糸乃はお菓子のレシピの本を持って、士道の膝に座って足を揺らした。

研究所内部

翼「メインポイントについた、情報をダウンロードする」

USBメモリを液晶デバイスに突き刺し、ケーブルをデータベースに繋ぐ。

テイルブルー「接続できたわ、後はよろしく」

フラクシナスでは

トゥアール「お任せください解析開始です~♪」
エルフナイン「手伝います」

フラクシナス整備開発チーム、トゥアールとエルフナインの二人が解析を行う。

そして……

翼「ダウンロード完了だ」
バーナビー「目的達成ですね」
セブン「すぐに撤収するぞ」
テイルブルー「第1部隊、第2部隊、撤収するわよ。腕輪の転送システム起動して」

メンバーは転送システムで帰還していくと同時にフラクシナスの降下ゲートが開く。

そこには全身が冷気に包まれ、皮膚が若干凍った士道が立つ。

士道「カウント、3・2・1・ゼロ!!」

呼吸を整え、研究所の上空から飛び上がり、地上へと降下していく。

士道は地面と紙一重になる瞬間、天使を発現した。

士道「氷結傀儡(ザドキエル)ッ!!」

着地と同時に士道の周囲を冷気の嵐が包み、研究所を丸ごと凍らせる。そして士道の足元には巨大なウサギの怪獣が出現する。

氷結傀儡「グオォォォォォォ!!」

雄叫びを上げる氷結傀儡はその両手を凍らせ、巨大なハンマーを作ると研究所を叩き潰した。

士道「帰還するぞ」

辺り一面が真っ白になり、雪の打ち付ける森の中、士道は転送装置でフラクシナスへと帰還した。


帰還したライブジャスティスの面々は束の間の休息を取る中、士道は備え付けの厨房でパンケーキを作っていた。

士道(動き辛いなあ)

士道の後ろで目を輝かせる四糸乃、そんな中でよしのんが聞く。

よしのん「本当は疲れてるでしょ?」
士道「少しだけな……」
よしのん「僕の天使、氷結傀儡はこれまで盾として使ってきた、でも今回は研究所を破壊する為に身体の霊力を敢えて限界まで圧縮してそれを爆発させる、体力的にもリスキー極まりないしどう考えても天使を顕現させる時点で自爆行為に近かった」

士道はこの指摘について反論できなかった。

士道「ごめん、四糸乃。正直言って危ない事何も伝えずにやった。本当にごめん」

そんな士道の様子を見た四糸乃は士道の腕を抱き、顔をうずめる。

四糸乃「一緒に……休もう……」

士道は離れない四糸乃に顔を赤くしていた。
 
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