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THE TOUCH OF A HEARTTOUCH

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第一章

               THE TOUCH OF A HEARTTOUCH
 心にじんと来る恋愛、憧れているけれどそんな恋愛は漫画とかドラマだけのことだと思っていた。恋愛はごく自然に付き合う様になっていくものだというのが私の考えだった。
 だから大学の合コンの後も友達に言った。
「何かこう自然とお話する人いなかったから」
「今回はなのね」
「誰ともね」
 こう友達に話した。
「付き合わないわ」
「そうなのね、いい人いたと思ったけれど」
「じゃあその人はあんたが付き合えばいいし」
「あんたはいいの」
「お酒美味しかったから」
 それでだ。
「楽しめたからね」
「よかったのね」
「それだけで充分よ、というかお話しているうちにね」
 私は友達に自分の考えも話した。
「自然と付き合う様になっていく」
「恋愛ってそんなものなの」
「お友達付き合いとどう違うか」
 正直なところだ。
「わからないわ」
「あんた中学の時も高校の時も彼氏いたわよね」
「何人かいたけれど」
 一年に一人の割合で付き合っていた、けれどどの相手の子もだった。
「同じクラス、同じ部活、同じ委員会でね」
「一緒にいるうちになの」
「お話していって」  
 そうしてだ。
「同じことしていっていてね」
「付き合う様になるの」
「それが恋愛でしょ」
「その中でキスとかするの」
「そうしたこともね」
 そうした経験も知っている、男の人の肌の感触も知っている。正直そうしたことも決して嫌いではない。
「そうでしょ」
「そんなもの?恋愛って」
「だから距離が出来たら」
 クラスや部活が違う様になるとだ。
「自然にね」
「味気ない?いやそう言われたら」
 友達は私の話に腕を組んで首を傾げさせて言った。
「そうかもね」
「まあ少なくとも私はこう考えているから」
「それでなの」
「今回はね」
「それでいいのね」
「ええ、別にね」
 こう言ってだった、私は今回の合コンはお酒が美味しかったということで終わった。そうしてだった。 
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