| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第千百三十一話  皆もうわかっている

第千百三十一話  皆もうわかっている
 呼ばれたのはアメリカ、中国、ロシア、オーストラリアの太平洋の大国達です。日本だけがいませんが。
「日本は試合の準備か」
「浮かない顔でしているでごわすよ」 
 オーストラリアとドイツは好対象な表情です。
「絶対に何か起こると言っているでごわす」
「やはりそうか」
「何が起こるかでごわすな」
 オーストラリアは一転して真面目な表情になりました。
「今回は」
「もう起こるの前提だからね」
 イタリアはとほほな表情です。
「それは太平洋組の方がわかってるんだ」
「むしろ起こらなかったら奇跡だよ」
 イタリアにはロシアが答えました。
「僕のところのソトニコワさんにもまだ言ってるしね」
「七年前なのに?」
「それでも言うしね」
「普通騒動起こる方がおかしいんやで」
 スペインはこの現実を指摘しました。
「絶対起こるっておかしいんやけどな」
「日韓戦でサッカーでごわすからな」
 それでと言うオーストラリアでした、もう皆絶対に何か起こると確信しています。


第千百三十一話   完


                    2021・3・30
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧