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新ヘタリア学園

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第千百二十四話  よくも悪くも頭がいい

第千百二十四話  よくも悪くも頭がいい
 日本は聖火ランナーがはじまる少し前にあることに気付きました。
「あの人ですが」
「あの人といいますと」
「東京さんの前の上司の方です」 
 あの学者さんで政治家だった人です。
「あの人は以前は中止になると言われていましたね」
「そういえば」
 日本妹は言われてはっとなりました。
「そうでしたね」
「それが前からです」
「言わなくなりましたね」
「あの人は頭がいいです」
 日本はこのことを指摘しました。
「ですから」
「開催出来るとですね」
「見られて」
 そうしてというのです。
「言われなくなったのです」
「確かに学者さんとしても鋭かったですし」
「知識も情報収集力もおありで」
「分析も切れもありますから」
 頭はいいのです、この辺りは伊達ではないということでしょうか。だから言わなくなったということでしょうか。


第千百二十四話   完


                  2021・3・26



 
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