| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百五十三話 大群での攻勢その十八

「そこを拠点として戦いましょう」
「ええ、それがいいわね」
 レオナはバタックのその言葉に頷いた。
「あちらでの戦いなら」
「それでは」
「伝えることはこれで終わりだ」
「それならだね」
「私は今は去らせてもらう」
 スサノオは今度はエグゼイドに答えた。
「それではな」
「今回はこれでだね」
「去る、また会おう」
 最後にこう言ってだった。
 スサノオは姿を消した、もうバグスター達はおらず戦いは終わった。ライダー達はここで変身を説いて元の姿に戻った。
 宝生はすぐに自分の携帯を出して連絡をした、その後でダイ達に言った。
「他の世界の皆も呼んだからね」
「だからですか」
「もうすぐ皆来てくれるよ」
 ダイに笑顔で答えた。
「だからね」
「それで、ですね」
「そう、皆と合流して」
「そのうえで」
「一ヶ月後のスサノオとの訓練に入ろう」
「わかりました」
「そしてね」
 宝生はさらに話した。
「スサノオに勝とう」
「わかりました、それじゃあ」
「皆と合流して」
「一緒に訓練をして戦っていこう」
「一体どんな連中が来るんだろうな」 
 ポップは腕を組んで言った。
「期待と不安で一杯になるな」
「色々な人いるけれどね」
 ニコがそのポップに答えた。
「まああいつよりはね」
「壇さんよりは」
「まともだから安心してね」
「まとも?私を常識で計れると思うな」
 その壇も言ってきた。
「他の誰とも違うのだ」
「はい、壇さん程凄い人はいないですからね」
 マアムも心から思ってこの言葉を出した。
「流石に」
「私程強い個性の者はいない」
「そうなんですね」
「さあ、その諸君が来た」
 慱の指差した先に彼等がいた、壇はその彼等を見つつさらに話した。
「これからは彼等も一緒だ」
「わかりました、そして戦っていきます」
 マアムは壇の言葉に頷いた、そしてだった。
 勇者達は他の世界の多くの戦士達とも合流した、そのうえで新たな戦いに向かうのだった。


第四百五十三話   完


                  2020・12・23 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧