| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第九百九十三話  イギリスでも同一人物

第九百九十三話  イギリスでも同一人物
 オーストリアさんはイギリスのところに行った時に言われました。
「上司の人が代わってな」
「エリザベスさんからですね」
「ああ、ジェームスさんになったけれどな」
「確かスコットランドの」
「兄さんの上司だった人がな」
 そのジェームスさんがというのです。
「俺の上司になったんだよ」
「ご兄弟で同じ上司ですね」
「そうだよ、お前のとこでもあったな」
「はい、スペインとの間のですね」
「そうなってな、俺のところでは一世でな」
 そうしてというのです。
「兄さんのところでは五世なんだよ」
「そこが違いますね」
「ああ、ただお前のところとスペインのところでは呼び方が違ったけれどな」
 これは言語がかなり違っているからです。
「俺のところはな」
「同じジェームスさんですね」
「そうなってるからな」
 イングランド語とスコットランド語も違いますがそれでもその違いはドイツ語とスペイン語程ではないのです。
 それで同じジェームスさんです、その二人でお話するのでした。


第九百九十三話   完


                 2021・1・20
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧