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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百四十八話 荒ぶる神スサノオその十五

「蟹も鰯も楽しみにしていやがて」
「そして梨もかな」
「そうだ、鳥取舐めるなよ」
「そういったものは君達が楽しむといい」
「俺達がかよ」
「私は戦いを楽しむ」
 こちらをというのだ。
「そうさせてもらう」
「そうか、じゃあ満喫させてもらうな」
「うむ、ではまた会おう」
 スサノオはねずみ男とのやり取りを終えると姿を消した、これで今の戦いは終わりライダー達も変身を解いた。
 天空寺はすぐに他の世界の仲間達にスマートフォンで連絡をした、それが終わるとすぐに鬼太郎に話した。
「他の世界の皆には連絡したから」
「それで、ですね」
「皆集まってくれるよ」
「境港市にですね」
「だから俺達もすぐに行こう」
「わかりました」
 鬼太郎は天空寺の言葉に頷いた。
「それじゃあ今から」
「あの街に行こうね」
「そうしましょう」
「そこに行って蟹を食うぞ」
 仙人は起きてきて言ってきた。
「そして梨もな」
「本当にこの人はある意味で凄いな」
 石動はその仙人を見て言った。
「褒められないが」
「何を言う、その場所の美味いものを食う」 
 仙人はその石動に全力で主張した。
「それがいいのだ」
「そうなのか」
「それでだ」
 仙人はさらに言った。
「まずは蟹を食うぞ」
「それはいいけれどどうしたものか」
 こう言ったのは油すましだった。
「全く何もしないで真っ先にこう言うのは」
「それがこの人だから」
 カノンがその油すましに言う。
「だからね」
「そうだと割り切ってか」
「一緒にやっていくことよ」
「そうか、ではな」
「これからね」
「うむ、あの街に行くか」
 境港にとだ、油すましも言った。そうしてだった。
 戦士達は実際にその街に向かった、そこで仲間達と合流して新たな出会いも経験するのだった。


第四百四十八話   完


                     2020・11・15 
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