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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第三百話 日本とクリスマスその三

「そんなのだし、朝は朝でね」
「嘘吐く番組ね」
「関西なのに関東のお店紹介するとか」
「それ意味ないわね」
「そうそう行けないからね」
 関西から関東にはだ。
「観ても意味ないし、九時からもまた嘘言う番組だし」
「報道番組ね」
「ドラマやアニメは観られるけれど」 
 それでもだ。
「少なくとも半分はそうした番組だから」
「テレビも落ちるのね」
「そうだよ、もう面白い番組や公平な番組制作する気ないから」
 それでだ。
「落ちるだけだよ」
「努力してないってことね」
「もうお金も才能も手間暇もかけない番組なんか」
 それこそだ。
「誰も観ないよ」
「そういうことね」
「そうしたところは落ちる一方で」
 そうしてだ。
「滅びるしかないよ」
「それがテレビや新聞ね」
「マスコミだと」
 あと野党だ、マスコミが好きな。
「苦しくても努力しないとね」
「駄目なのね」
「努力は嘘を吐かないしね」
「じゃあ百貨店も」
「今は確かに辛いよ」
 このことは紛れもない事実だけれどだ。
「けれどこれからはね」
「わからないのね」
「努力してそしてね」
 そのうえでだ。
「閃きがあれば」
「九十九パーセントの努力と」
「そして一パーセント閃きだよ」
 エジソンの言うそれだ。
「それが合わさったらね」
「事態を打開出来るのね」
「うん、そして一パーセントの閃きは」
 エジソンが九十九パーセントの努力と共に必要だと言ったそれはだ。
「努力の中でね」
「閃いたりするわね」
「必死にやってあがいて苦しんで」
 そうしてだ。
「その中でね」
「よくあるお話よね」
「閃きは神様が下ろしてくれるともいうけれど」
「神様が努力を見て」
「それでね」 
 こう香織さんに話した。
「そうかも知れないし」
「まずは努力ね」
「それが必要だよ、少なくとも努力しないとね」
「九十九パーセントのね」
「一パーセントの閃きだけでも駄目だしね」
「やっぱり努力は必要ね」
「必死にやって」
 そうしてだ。
「そこからね」
「よくなっていくわね」
「最初から努力しない人は」
 もうそれこそだ。
「何にもなれないよ」
「会社の経営もそうってことね」
「だから皆ね」
 百貨店にしてもだ。
「今必死なんだよ」
「そういうことなのね」
「クリスマスだってね」
「ここまでしてるの」
「それでクリスマスが終わったら」
「今度は年末年始ね」
「バーゲンもするし」
 クリスマスセールもしてだ。 
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