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覇王の隣に戦闘狂 Ruler with Berserker

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銀の君主 2

 
前書き
_〆(。。) 

 
鷹城柊矢(たかしろしゅうや)》と《小山田城嶋戌(こやまだきじまいぬ)》が桃花のクラス前に着くと出入口に男子生徒が集まっていた。

桃花のクラスは50人ほどで、城嶋戌たちの教室よりも明らかに立派で広い。

柊矢と城嶋戌が男子の人混みを押し退けて中に入るとクラスの生徒は外に出られず困っているのが見える。


「お兄ちゃんと城嶋戌さん?」

「大丈夫か?」

「まだ何も起きてないみたいだな」


三人が再会したのも束の間のこと。

あれだけざわついていた外の男子達は静まり返っており、群集が自然と二つに分かれて道を開けていた。

そこを一人の男子生徒が歩いてくる。

さらりとした栗色の髪を持つ優男風。

そんな容姿だが何処か凶暴そうだ。

彼は教室の中心に来てグルリと見渡すと桃花の所で視線を止め近付いていく。


「初めまして。僕は《宗真礼司(そうまれいじ)》と言う」


柊矢が桃花の前に立つ。

城嶋戌は教室の机に座っている。

彼は両手をポケットに突っ込んだまま体の側面を見せた状態で視線を向けた。

礼司は二人を見てふっと笑う。


「僕の前に立つのが《鷹城桃花(たかしろももか)》くんの兄にして最下位の能力者で、そっちが順位一つ違いの最下位コンビか」


彼は馬鹿にしているわけではない。

蔑んでいるわけでもない。

ただ可笑しくて笑っているのだ。


「いや失礼。笑って済まない。君達は僕の前に立って発言する『権利』が無いんだけど、知っててやっているのかな?」

「階位は関係ないだろ。なあ柊矢?」

「桃花は俺の妹だ。守って何が悪い」


礼司は溜め息を()く。


「うーん……どうやら二人は【ルーン・レルム】に来たばかりで【階位(ランク)】の意味が解ってないみたいだね。簡単に言ってあげよう」


礼司の体から威圧感が放たれた。

教室が緊張で包まれ無音となる。


「僕の用が有るのは癒しの能力者だけ(・・)だ。君らに意見を求めてなどいない。即刻この場から立ち去ってくれないか」
 
 

 
後書き
_〆(。。) 
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