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新ヘタリア学園

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第九百話  四季を表現

第九百話  四季を表現
 日本妹は各国にお話します。
「春夏秋冬とです」
「それぞれの季節をなんだ」
「和服では表現します」 
 イタリアに答えました。
「何もなくはです」
「そういえばないね」
「それも和服の特徴の一つです」
「帯の結び方もです」
 今度は日本がお話しました。
「太鼓結び、文庫結び、立て矢結びとです」
「ああ、色々あるんだ」
「そうなのです、あとです」
「あと?」
「先程お話に出た遊女の方々は」
「花魁さんだね」
「水仕事をしないので」
 それでというのです。
「大きな帯は前に結びます」
「歌舞伎でもそうなっているね」
「それも特徴です」
 日本はこのこともお話しました、着物は帯一つを取っても多くの種類があって結ぶ場所にも意味があるのです。


第九百話   完


                  2020・12・4
 
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