| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

覇王の隣に戦闘狂 Ruler with Berserker

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

入学 2

 
前書き
_〆(。。) 

 
エントランスから医務室まで5分ほど。

広大な敷地内を歩く時間を考慮してか、動く歩道があちこちに有る。

たまにすれ違う生徒は《鷹城柊矢(たかしろしゅうや)》や桃花(ももか)達に関心を示していた。

違う制服が珍しいのではなく、何か探りを入れているように見える。

特に《小山田城嶋戌(こやまだきじまいぬ)》は注目の的。


「相変わらず目立つよな城嶋戌は」

「まあパッと見が不良(ヤンキー)だし」


彼は身長が高いわけでもなければ体格(がたい)が良いというわけでもない。

しかし普通にイケメンの部類に入れるビジュアルとルックスを持つ

それに加えて武才の有る者が何十年と修業して達人となった者が身に付けるようなオーラを放っているので注目を浴びてしまう。


「俺はもう諦めてるけど目ぇ付けられたくないんだよなぁ……」


城嶋戌は疲れた顔で溜め息を吐いた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


医務室のドアが自動で開く。

三人は部屋へ入るものの、本当に此処が医務室なのかちょっと疑わしい。

スチームパンクに出てきそうな機械で埋め尽くされてしまっている。


「ここがこうなってこうなって……。うぅ~ん……ふおぉ~……」


部屋の何処かから声がした。


「あーも~こんな所に入力装置(コンソール)付けたの誰よ? 手、手が届かないっ」


城嶋戌が配線や配管で入り組んだ機械の隙間を縫って奥へと進む。


「あれか」


其処には機械の隙間に挟まった人。

お尻を振った格好の誰かが。


(パンツ見えそう)

「むっ? サーバーは直ったけども、私の体が抜けないっ!?」


仕方なく城嶋戌は引っ張り出して助けた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「あー助かったー。この若さで犬神家的な死に方をするのは御免だよ~」


髪を左右で束ね、二つのおさげにした愛らしい少女が助けた人物だ。


「なんで医務室がこんななのさ。それにサーバーのメンテって」


柊矢(しゅうや)の疑問に少女が答える。


「私が医務室の主なんだから私がメンテするに決まってるじゃない」


桃花は自身の口を押さえて驚く。


「私は《ルーシィ・七瀬・マッキンリー》。この【ヴァルハラ学園】・東方(イースト)分校が誇る『灰色の頭脳』と言えば、私のことで間違いナッシングなのですよ」


何故に彼女の脳が灰色をしているのかは聞かない方が良さそうである。


「教員免許は持ってるから安心して。心配しなくても大丈夫」


先生モードに入ったルーシィは早速3人の能力測定に入っていく。


「身長や体重は測定器が無くても【レクスペリア】に入ってるツールで測れるからデータだけ私にちょーだいな」


この東方分校では学園生徒の身体データをルーシィの管理するサーバーで記録しておかなければならないのだという。


「データの受信要請を飛ばすから、三人は認証だけしといてね」

 
 

 
後書き
_〆(。。) 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧