| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

覇王の隣に戦闘狂 Ruler with Berserker

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

到着 2

 
前書き
_〆(。。) 

 
人工島【ルーン・レルム】

その内部には要所に(もう)けられた駅を往き来する為のモノレールが有る。

レルムには車が持ち込まれていないので、それが主な交通手段らしい。


(大荷物や重量物はどうするんだ?)


城嶋戌(きじまいぬ)の疑問を置いて、彼と柊矢(しゅうや)桃花(ももか)は三人が通うことになる学園の最寄り駅まで10分ほど揺られていた。

モノレールは意外な程の速度が出ている。

窓から見える景色が流れていく速さに柊矢と桃花はひたすら驚く。

城嶋戌は僅かな時間で睡眠。

目的の駅へ着いた途端に目を覚ます。

転生前の城嶋戌は戦闘が日常の一部。

そんな生活を送ってきた。

なので場所を問わず短い間で深い眠りを取り、何か有れば起きられるような感覚を身に付けざるを得なかったのだ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


青服を着たレルムの案内人は三人を学園に送るとそのまま帰っていった。


「あとは学園の受付に行けば学園の方でやってくれるらしいんだがな」

「桃花、疲れてないか?」

「大丈夫。まだ【魔素(マナ)】がいっぱいだし」


三人はルーンズに覚醒した後、大気中の魔素と自分の体内に蓄積している魔素の量が判るようになっていた。

魔素はルーンズの能力を使う為に必要となるエネルギーなのだ。


「この島は特に濃いな」


城嶋戌が知る限り、日本国内でこの【第十三ルーン・レルム】よりも魔素が多い空気の場所は存在していない。


「ま、俺には関係ないけど」

「そんなことないよ。お兄ちゃんにはきっとスゴい力が眠ってるんだから」

「そうそう。俺なんか魔素を使うことしか(・・)出来ないんだぜ? おまけにルーンも浮かばない。柊矢は自分の呪文が判ってるじゃん」


桃花と城嶋戌はそう言うも、柊矢は自分の能力に有用性を感じない。

五年前のテロで知らない内に能力を使ってテロリストを倒していた。

左手に刻印(ルーン)が浮かんでいてもあの時以来、能力を使えないのだから。


(頭に浮かぶ詠唱が救いだよなぁ~)


我が左手に刻まれし【宿命(ナウシズ)】のルーンよ。

ミーミルの泉の力を借り、仮初(かりそめ)の刻印を真なる姿に還らせたまえ── 
 

 
後書き
_〆(。。) 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧