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新ヘタリア学園

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第八百七十四話  帽子は

第八百七十四話  帽子は
 中国は日本にそのペー族の民族衣装についてさらにお話しました。
「この形は月に映る月ある」
「漢詩の様ですね」
「そして後ろの白く立っている飾りは山の雪ある」 
 それだというのです。
「白い房は風、刺繍の模様はお花あるよ」
「自然を表現していますか」
「この房は長いと独身の人ということある」
 房のお話もします。
「これに触るとプロポーズということある」
「そうなのですか」
「ちなみにイタリアは触れようとして怒ったある」
「そこはイタリア君らしいですね」
 日本はついついその時の光景を思い出しました、女の子が好きなイタリアだとそうしたことも常です。
「そのことは」
「そうしたところは嫌いじゃないあるがな」
「やっぱり軽率なことはよくないですね」
「全くある」
 イタリアについてはそうだというのです。
「けれど怒ったあるからな」
「もう二度としないですね」
 二国でイタリアのお話もします、そこは彼らしいと。


第八百七十四話   完


                     2020・11・21 
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