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夢幻水滸伝

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第百六十九話 適時投入その三

 その中で麻友は戦いつつ采配も振るっていた、そこで言った。
「いいかい、ご飯はね」
「はい、三食絶対にですね」
「必ず食べられる様にしますね」
「そうしますね」
「その用意はしておくんだよ」
 絶対にというのだ。
「いいね」
「飯を食わないとですね」
「駄目ですよね」
「朝昼晩と」
「さもないと戦えないですね」
「だからだよ」
 それでというのだ。
「いいね」
「はい、それじゃあです」
「飯はいつも用意しておきます」
「そうしておきます」
「こっちも」
「それは忘れないでね、非常食もあるんだし」
 戦場で食べるそれもというのだ。
「そっちも食うよ」
「わかりました」
「飯を炊いてそっちもですね」
「出せる様にしますね」
「おかずに」
「後間に合わない時は乾パンだよ」
 これも話に出した。
「いいね」
「はい、それもですね」
「それを出して」
「そしてですね」
「食べるんだよ、とにかく食べないと」
 これは必須だというのだ。
「戦えないからね、あと牛乳だけれど」
「あれもですね」
「飲むべきですね」
「戦の時でも」
「牛乳は栄養の塊だからね」
 それ故にというのだ。
「飲んでいこうね、ただ飲み過ぎたらね」
「牛乳は腹にきます」
「戦の時いきなり腹にくると困ります」
「だからですね」
「そこは気をつけてね」
 こう言うのだった。
「いいね」
「そのことも大事ですね」
「やはり」
「食べてもいいですが」
「飲んでも」
「しかしですね」
「お腹にくるからですね」
 兵達も言う。
「だからこそですね」
「牛乳はあまり飲まない」
「そうしていくことですね」
「飲んでもいいですが」
「そうだよ、あとお茶も用意してるし」 
 この飲みものは日本人この世界の彼等にとっても標準のものと言っていい。麻友もよく飲んでいる。
「水分摂取とね」
「栄養摂取もですね」
「していってですね」
「戦うことですね」
「こっちの用意もしておいたんだ」
 戦の前にというのだ。
「飲みもののね」
「ならですね」
「ここはですね」
「しっかりと飲んで」
「水分も栄養も摂ることですね」
「そうしていくよ、しかしね」
 麻友は戦局を見てこうも言った。 
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